ブエルタ・ア・エスパーニャ 第10ステージ

やっぱりゴール前スプリントよりも山岳のゴールが好きです。強い選手が生き残って山に弱い選手は落ちていく残酷感。そんな落ちていく中でも総合のタイム差を考え必死でもがくリーダージャージ。
ステージ優勝はきっと感動的な復活劇なのだと実況から感じるのですが、詳しいことが実感としてわからないので気持ちがのらない、残念です。


それにしてもスペインの山岳は風景が緑とか岩ではなく、黄色い大地なのですね。ブエルタ・ア・エスパーニャについての文章の中で”荒涼”という言葉を何回使っただろう。でも、それ以外にピッタリくる言葉が思い浮かびません。

ジーコ魂注入!イレブンに闘争心

何だかなぁ。

「雨で寒い初日になった? 雪が降ろうが40度、50度の暑さだろうが雨だろうが選手には力を出して欲しい」。練習開始時には選手を前にミーティングで闘争心を呼び覚ます。「2月の宮崎合宿からやってきたことが水の泡にならないように集大成を見せよう」。1次予選突破へ、監督自らが強い信念をみなぎらせて合宿が始まった。

選手を鼓舞するための景気のいい言葉としてはありがちですが、本気で言ってそうで怖い。

オマーン対策を質問されても動じない。現地時間午後6時30分の開始時でも25度前後の暑さとなるが「それには触れないようにしている。どんなところでもやるという気持ちが大切。気温差が10度あろうが脳が働けば大丈夫。フィジカルは鍛えてある」と精神面を強調した。

気合が合って、脳が働けば大丈夫という自信はどこから出てくるのでしょうね。

 「もし負けたら」という質問も浴びた。

 ジーコ監督「0−2なら自力(突破)が消えるが特別なことはしない。今まで通りの練習をして選手を信じてる。オマーンとは2度やったがしたたかなチーム。引き気味から速いカウンターでくる。身体能力も高い。だが彼らのホームと言ってもピッチの大きさは同じ。極度におそれるに値するチームとは思わない。いつも通り調整すれば必ず良い結果が出ると信じてる」。

オマーンを極度に恐れる必要はないと思いますが、充分な敬意を払い相手を研究し警戒して臨む姿勢は欠かせないのではないかと思います。これでもし負けてしまったら、『選手の気合が足りなかった』の一言で終わるつもりでしょうか。

W杯予選敗退なら協会減収30億円

ニッカンスポーツがとても興味深い連載を始めましたね。スポ新で次回が楽しみな連載はそうはない。

オマーン戦を位置づける言葉がある。「ドーハやジョホールバルと同じ決戦と認識しています」。日本サッカー協会の田嶋技術委員長の意気込みは、危機感の裏返しでもある。ロスタイムの失点で出場権を逃した93年ドーハの悲劇。延長戦を劇的に制して初出場を決めた97年ジョホールバルの歓喜。アジア地区の出場枠を争う一戦。たった1試合の結果がその後に影響を与えてきた。それほどサッカー界はW杯に左右されるリスクを背負っている。

田嶋さん、本当にそう思っているのなら監督代えてよ。
ドーハやジョホールバルアジア最終予選だよ、一次予選で決戦のような状況になっているのは誰のせい?

勝ち進めば来年はアジア最終予選が2月9日から始まる。すでに日本協会の事業計画書には記されている。05年以降に空白のスケジュールをつくるわけにはいかない。

 98年フランス大会、そして02年日韓大会と2大会連続で出場し、W杯効果は日本協会の運営や財政面にはね返ってきた。テレビ中継で驚異的な視聴率をはじき出し、放送権料やスポンサー契約など代表関連の収入は飛躍的に伸びている。

 財団法人日本サッカー協会の決算報告によれば、総収入は01年度の110億円から02年は125億円、03年は日韓W杯効果で175億円まで増収した。

 特に代表関連事業収入は02年の37億円から03年は68億円と大幅増。ユニホームやゲームソフトの商品化権料など事業収入を含めた「代表ブランド」の持つ力は、そのまま協会運営の大きな柱に成長している。1試合あたり1億円以上を見込める入場料収入も「ドイツへの道」という目標へ向かった戦いにファンは足を運ぶ。だからこそ予選敗退は協会に大打撃を与える。

お金がすべてではありませんが、記者の判断とはいえお金の話が最初の連載に出てくるところが今のJFAの体質を象徴しているのかもしれませんね。

「現実になったら困るが予選で負けた時も想定して予算を組んでいる。リスクマネジメントは必要。今年が100としたら最悪80まで下がることを想定しなきゃいけない。国際試合やスポンサーも減るだろう」。川淵キャプテンは05年度以降の減収を20億〜30億円と試算。昨秋から拠点を移した東京・本郷のJFAハウス(日本協会ビル)のビル関連費を15年分、確保する形で収支決算に組み込んだ。最悪の事態に備える経営判断を下した。

代表監督の人事におけるリスクマネジメントも必要だってことを、誰か川渕さんに教えてやってください。スポンサーが減ることよりもサポーターの失望感はお金に換算できないほどですよ。

集中豪雨、100年前より30%増

体感的にそんな感じはしていましたが(さすがに100年前はしりませんが)、昔より確実に豪雨が増えたように感じていたことは正しかったのですね。四季が美しい日本だっただけに、将来の季候はどうなってしまうのでしょうか。

地球温暖化の進行によって季節の変化が早まったと考えると、この変化の説明がつきそうだが、さらに詳しく分析したい。

地球温暖化が原因だったとしたら、自分達で自分達の首をじわじわとしめているようなものですね。

AFCユース 準決勝 日本 vs 韓国 プレビュー

試合開始までもうすぐですが、生放送がないのですね。ネタバレで日韓戦をみるのはつらいです。ところでリンク先のプレビューですが他の部分はともかく、これはどういうこと?

この大会の大熊ジャパンのコンセプトの一つは負けないサッカー。時には両ウィングバックが下がり守備を固め、ディフェンスが拾ったボールは前線に蹴り込み平山に当てる。「試合の序盤は、ボランチも『中盤で持ちたくない』と言うから後ろから蹴っている」と増嶋。徹底された戦術で前半は守り抜き、後半勝負にかける。

試合立ち上がりはセイフティに、後半勝負というコンセプトは分かりますが、


「試合の序盤は、ボランチも『中盤で持ちたくない』と言うから後ろから蹴っている」


この証言が事実だとするとこのチームに中盤が存在しない理由が全てはっきりするんだけど、持ちたくないってどういうこと?
そんなに弱気で試合に出るな。『俺によこせ』ぐらいの強烈な自己アピールをする選手は控えにもいないのか?


日韓戦を前にものすごくテンションの下がる記事を見てしまったような気がします。ガンバレ、カレン!!

体力トレ中心の練習 サッカー日本代表合宿

故障者を抱え不安な合宿2日目。

右足首の故障明けのMF小野(フェイエノールト)は午前、午後とも宿舎内での調整。DF加地(F東京)三浦(東京V三都主(浦和)も別メニューで調整した。

追加召集はしておかなくて大丈夫なのでしょうか。

U−19日本代表 - 韓国代表

地上波での放送はこれからですが、サウジアラビア語の実況で見てしまいました。試合内容についてはほとんど分かりませんが、得点経過についてはサウジ語ながらもはっきりと分かりました。PCの小さな画面に向かって大きなガッツポーズを2回、特に2回目はほとんどあきらめかけていただけに、我ながらかなり大きなガッツポーズだったのですが…


90分終了時点のロスタイムでの日本の歓喜と韓国の落胆。120分終了のロスタイムでの日本の歓喜と韓国の落胆。
そしてPK戦終了後の…


とにかく疲れました。こんな好ゲームを地上波生中継で放送しないテレビ朝日の見識に敬意を表するとともに、日本選手のあきらめない頑張りを誇らしく思います。