イン・ハー・シューズ

特に期待もせずに、見始めたんですよ…



ただキャメロン・ディアスが可愛いだけの映画だと思って見始めたら、深かった〜。物語の雰囲気が前半と後半でまったく違って、前半は妹役のキャメロン・ディアスの自由奔放さと姉の苦悩って感じなんですけど、後半の祖母役のシャーリー・マクレーンが出てきてからの展開はスローな展開の中にもスピーディで、見ていてとても心温まりました。


現代映画の展開の早さと、昔の映画の人物の感情をじっくり描くスローな展開の映画と、前半と後半でちょうど両方のいいとこどりをしているような良い映画でした。期待しないで見ただけに、とても得した気分です。現代のハリウッド映画の大げさ感や嘘っぱち感が苦手な人にもお勧めできる映画だと思います。ただ、前半で見切らないで、後半まで見ないと良さが分らないかも。