韓国戦前日会見 備忘用メモ

ちょっと備忘用にリンクと引用をしておきます。いつもの応酬とは別に、少し本音が混じっているような。


韓国戦 試合前日公式会見でのオシム監督、川口能活選手(磐田)コメント J's GOAL

我々にハンディキャップがあるとすれば疲労である。明日の試合では、こちらが動き回って、こちらの方がフレッシュだと思わせられる状況でプレーしたい。それができないようであれば、日本は不利になるといわざるを得ない。私はジレンマに立たされている。みんな選手は出場したがっている。立派なことだ。しかし、選手1人1人がどこまでできるかを私はまだ判断していない。

 どうか理解してほしい。選手が人間であることを。みんな試合に出たいし、疲れていても『できる』と言う。その気持ちを否定することはできないが、実際に出て動けない、力がでないということもあり得る。その結果、試合に負ける。もちろん、その選手を使った監督に責任がある。そんなジレンマに立たされているのは、他ならぬ私だ。みなさんは明日、どういう選手が出るか楽しみにして、どうかゆっくりお休みください。私は夜中起きてアスピリンを飲みながら明日のことを考えようと思っている。

 明日が日韓戦ということは、もちろん承知している。が、私の選手は人間である。人間として『活躍したい』、『出たい』という自然な気持ちだ。しかし監督の仕事として、出たいという選手を単純に満足させるべきなのか。そのために勝つ、負ける、おそらく負けるかもしれない。そこで監督として何を選択すべきなのか。よく監督はそうした選択を誤ることがある。だから誤らないように、私は考えている最中だ。その際、選手を何かの部品でなく、人間として考えるようにしている。人間性を大事にしたいということだ。


この記事が会見の時系列通りなら前半はまたも無益な応酬が続いていますが、この引用部分に関しては選手起用に対し監督の考えの一端が表れているように感じます。



そしてこちらも備忘用リンク
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