前日会見

とうとう、正面きって宣戦布告ですか。マスコミなのかメディアなのかスポーツジャーナリストなのか。記者たちに『自分の立ち位置を考えろ』という強烈で痛烈なメッセージですね。


イエメン戦前日 オシム監督会見 スポナビ

こちらから特にコメントはない。皆さんの方からサッカーに対する意見がきちんと出たらコメントするようにしたい。スポーツジャーナリストとしてのレベルに達するまで、私は辛抱強く待つことにしたい。


スポナビの記者会見記事の小見出しに、「不注意なプレーをすれば、取り返しのつかない結果を招きかねない」という文言がありますが、ユーゴスラビア時代に”民族紛争によるマスコミの民族ごとの自分の都合だけを優先した泥試合のような報道”を実体験しているオシム監督にとっては、記者たちが『不注意な報道をすれば、取り返しのつかない結果を招く』という本来持っていなければならないセンスを持っていないことが堪らなく我慢できないのではないか、そんなことを想像してしまいます。


しかし、この部分以外にも記者たちに「考えて、質問しろ! 考えて、書け!!」と叱咤激励してますね。記者もそれに応えて、頑張れ。

新チームの形?

イエメン戦ですが、どんな守備の形をとるのか非常に興味がありましたが、そうきたか。
“千葉型”DF2バック?! サンスポ

DF陣はこの日、終始2バックの形で練習。坪井&闘莉王と、加地&駒野がそれぞれセットになって動いた。さらにフルコートでの11対11の練習では、坪井の組にMF鈴木、加地の組にMF阿部が同色のビブスを着て“合流”。しかし3バックではなく、2人の間の前方に陣取った。

前の試合からの流れを考えれば浦和セットの可能性が高いのでしょうが、阿部選手を見たい気持ちが強いです。田中隼選手や三都主選手選手がMFとして計算されているようなので、浦和セットにこの2人が中盤の両サイドという可能性が高いのかな。


この他にもFWは4人の中で固定、中盤は10人で組み合わせを流動的にしていたという情報もありますから、今回の召集されたフィールドプレイヤー20人のポジションとしては、オシムさんの頭の中にFW4人、MF10人、DF6人という明確な区分けがありそうです。

FW5人のうち、坂田はこの日の練習のほとんどを中盤でプレー。残る4人は、練習前半のサイド攻撃を中心としたメニューでは我那覇&佐藤寿と、巻&田中達の組に分かれたが、フルコートの11対11では我那覇&巻と、佐藤寿&田中達にチェンジ。いずれも2トップでの練習が続いた。

ここは巻選手と田中達選手のコンビが見たい。本当はドイツで見たいコンビだった…。まあ、過ぎてしまったことはしょうがありませんが、怪我が痛かったなぁ。


気を取り直して。
もちろんどのポジションもサバイバルだと思いますが、まずはこの国内組で前代表監督に招集されなかったメンバーを中心に一次選考があったとして、この選手達の基礎が固まってきた時にドイツの古井戸からやフランスでキレキレの人が何人か合流してきたら、久しぶりにワクワクするチームが見られそうです。

データ遊び

某所面白いデータを見つけたので、ちょっと並べ替えて遊んでみました。

アジアカップ予選イエメン戦日本代表 背番号順

背番号 選手名
4 遠藤 保仁
14 三都主アレサンドロ
20 坪井 慶介
21 加地 亮
23 川口 能活
30 阿部 勇樹
31 駒野 友一
35 長谷部 誠
36 巻 誠一郎
37 佐藤 寿人
38 田中 達也
   
43 山岸 範宏
45 田中マルクス闘莉王
50 中村 直志
51 羽生 直剛
55 鈴木 啓太
56 山瀬 功治
57 佐藤 勇人
58 田中 隼磨
59 小林 大悟
65 我那覇和樹
67 坂田 大輔

40番までが2月のインド戦前までに登録したメンバーだそうです*1。前の代表監督の構想に入っていたか、協会枠だったのかは分かりませんが。40番台以降の番号の飛び方はなぜなのだろう。


同じデータを年齢で並べ替えて見ました。

*1:こちらの報道では42番までとのこと。 http://www.sponichi.co.jp/soccer/news/2006/08/15/05.html

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