市原、首位攻防戦にアマFW2人を起用

チームとしては大ピンチですが、選手にとっては大チャンスですね。

手薄な攻撃陣にオシム監督(63)は、市原の下部組織でトップでの契約を目指しているプロ予備軍、市原アマの2人に白羽の矢を立てた。攻撃的MFの芳賀は9月初めからトップの練習に合流していたが、FW斉藤はこの日になって急きょ、練習に呼び出され、トップへの登録変更を告げられた。斉藤は「とりあえず仕事は週末まで休みました。先(プロ契約できるか)は分からないけど頑張ります」。芳賀はこの日、トップへクラブ史上初の昇格を果たし、斉藤も明日10月1日までに登録される。

 斉藤は現在、4人の子供の父として川崎市内で働きながら週1、2回程度、市原アマの練習に参加。週末の試合に臨んでいる。それでも関東リーグ(地域リーグ)2部で、13試合を消化(残り1試合)して24ゴールとダントツの得点王で優勝に貢献。月1回程度のトップとの練習試合で「面白い」と目をつけていたオシム監督がFW不足の緊急事態に「練習試合で見てみたい」と緊急招集した。

もし出場の機会が巡ってきたら、思いっきり頑張って欲しいです。