なぜ久保招集?横浜困惑…辞退の可能性も ニッカン

普通に考えればそうなんですけどね。

久保は16日からオフに入っており、1月12日から再始動する予定。MRI検査を受けてGOサインが出れば豪州キャンプで調整ペースを上げ、3月上旬のリーグ開幕戦を目指す計画だった。予想以上に早い招集に関係者は「うちでよければ代表という順番が妥当」と疑問を投げかけた。

”はじめにファミリーありき”なのか、”はじめにコンディションありき”なのか、これはもう哲学の違いでしょうか。でも、この話も今年の6月や7月に聞いたような気がしますよね。


田嶋技術委員長「05年はB代表作る」 ニッカン
A代表の監督が選手起用で固定的で新しい選手にチャンスを与えず、怪我人でも構わず招集することには疑問を呈さず、B代表を作ることで問題の本質から逃げているように感じるのですが。

日本協会田嶋幸三技術委員長が、若手にチャンスを与えるために来年は「B代表」を招集し、数試合行う構想を明かした。「U−20日本代表も6月のワールドユースで終わる。スケジュールを見ながら、A代表に続く選手たちに8月以降、何回か機会を設けたい」とコメント。監督を誰にするのかや具体的な日程は今後、詰めることになるが、A代表への登竜門としてチャンスを与える方針だ。

どれくらい期待しても結構ですが、最悪使えなかったときの危機管理を検討しているかどうかが問題だと思うのですが、どうやら田嶋さんは違うようです。

また、試合から遠ざかっている久保を招集したことについては「年明けの体調を見て判断する。ジーコ監督がそれぐらい久保に期待しているということ」と話した。


欧州組は北朝鮮戦直前に合流 ニッカン

日本代表は来年1月17日に宮崎県内で合宿をスタート。1週間、みっちりフィジカル中心のメニューをこなし、同29日のカザフスタン戦、2月2日のシリア戦で北朝鮮戦への準備を行う。ジーコ監督は「このメンバーで親善試合2試合を行い、最終予選突破へつながる、いいスタートを切りたい」とコメントした。

まあ、ここまでは分かるのですが、こんな話は今年のはじめにも聞いたような気がします。

欧州所属の日本選手の早期招集に「各クラブ好意的ではない」(田嶋委員長)ため、欧州組の合流は北朝鮮戦直前となる見込み。2月2日のシリア戦後に北朝鮮戦へのメンバーを発表する予定だが、ジーコ監督は1月17日からの3週間あまりで、国内組を万全の状態へ仕上げるつもりだ。

以下は今年の1月の記事です。ご参考まで。

ジーコ監督「不退転の決意」、故障明け俊輔も「絶対呼ぶ」 サンスポ 1月25日

絶対に呼ぶ。自らが現役時代にまとった、栄光の背番号10の継承者への信頼は、絶大だった。ジーコ監督は、腰痛や左ひざ痛などで実戦から約2カ月も遠ざかっている俊輔を、オマーン戦に強行招集する決意だ。

 「すでに招集をかけている。W杯予選では、今どんなコンディションであれ、気持ちを切り換えて最大限の力で臨んでもらわなければ困る」

日本代表発表 サンスポ 1月8日

ブラジルに帰国中のジーコ監督

「このメンバーは昨年12月の東アジア選手権でよいパフォーマンスを見せてくれ、再度チャンスを与える活躍をした。このメンバーでW杯予選を戦わねばならない状況にあっても、十分に彼らの実力を信頼している。親善試合の2試合を含め、よい準備をしてくれると確信している」


欧州組は随時招集

 主将のMF中田英寿(ボローニャ)ら欧州組に関しては、所属クラブの了解が取れ次第、随時招集する方針。「クラブの了解が得られればマレーシア戦から合流する選手もいるかもしれない」と野見山・代表チーム部長。同部長は9日にイタリアに渡り、ボローニャ、MF中村俊輔所属のレッジーナ、FW柳沢敦所属のサンプドリアの関係者に早期合流を申し出る。「われわれとしては2月14、15日のリーグ戦出場免除を望んでいる」と同部長。