中村、左脚を痛める 中田は出番なし

欧州クラブに所属する選手としてはシーズンも半分が経過し体のあちこちに怪我や故障を抱える時期かもしれませんね。選手個人に対しては無理せず早く治して欲しいと思うばかりですが、日本代表的に考えると、中田、中村、小野、大久保選手と欧州クラブ所属選手の故障情報が多いのが気になります。稲本選手も移籍して試合に常時出場できるようになったとはいえそのパフォーマンスはまだまだ未知数ですし、スタメンを固定して熟成を図っていくジーコ監督のやり方に対する不安が的中しそうです。


まあ、このメンバーがほとんどいない状態で戦ったアジアカップの優勝という経験もありますが、バックアップメンバーの充実という地味な作業を一切放棄して親善試合を有効に使ってこなかったツケが最終予選で出ないことを祈るばかりです。
ただ、1月17日からの国内組中心の合宿から始まって、1月29日、2月2日とテストマッチが2試合ありますから、この半月を最大限有効に使って選手の個の力だけに頼らなくてもある程度戦えるチームを作り上げて欲しいですね。就任後2年半を経過した代表チームの監督に対しての注文とは思えないような話ですが、11月のシンガポール戦や12月のドイツ戦のように何をやりたいのか微妙なうちに90分が終わってしまった試合を見せられているので、最終予選の本番でもあり相手がどこであるかは別にしても戦いの難しい初戦でもある北朝鮮戦に対する漠然とした不安は残ります。


これから半年間、ジェットコースターに乗っているかのような気持ちのアップダウンをまた経験する季節がやってきたのですね。嬉しくもあり、不安でもあり。