アイデアとシステムと

仕事のできる人って、どんな人なのでしょうね。
よく聞く表現ですが、『あの人は仕事ができるね』という時の中身って何なのだろうって考えたのですね。その時フッと思いついたのが”アイデア”と”システム”という言葉でした。大まかな話ですが少しだけ。


イデアについてですが、他人の思いつかない独創的なことを思いつく人は『仕事ができる人』なのでしょうね。他の人と違った発想や方法で結果を導き出す、その人だけの能力や個性が結果を出すということでしょう。
システムについては、こんなことです。誰かが思いついた有効なアイデアがあったとしても、みんなが使えなかったら机上の空論に終わってしまうこともありますよね。それを誰でもが使いこなせるような共通のやり方”システム”に置き換える能力の高い人。このような人も『仕事ができる人』なのでしょうね。


そんなことを考えていたら、これってもしかしてサッカーの話? とか思ってしまったのです。
イデアはもちろんファンタジスタ。自分にボールが来た時に、敵も味方も想像がつかないようなアイデアあふれるプレーでその局面を打開してしまう。敵も対応できないけれど、味方も追いついていけない。まさに、独創的。
一方チーム全体がよく見えて、自分も参加しつつチーム全体をうまく動かせる人もいますよね。チームとしての共通の理解とやり方を徹底するのがうまい人。その人自身はスーパーなプレーヤーではないかもしれないけれど、チームのコンダクターとしてチーム全体を機能する組織に高めてしまえる人。まさに、組織的。


そうそう、『仕事ができる人』でもう一つ思いついたタイプがあります。最後まであきらめない人。まわりが無理だよと言っても、最後の最後まで成功の可能性を信じて仕事をやり遂げる人。こんな人も『仕事ができる人』なのでしょう。
サッカーに置き換えれば、例え残り時間が少なくても、勝利を信じて最後まで戦うようなタイプでしょうか。こんな人がチームにいたら、そのチームは勝負に粘り強くなりますよね。最後まであきらめずに、ロスタイムまで勝負を捨てない人。まさに中山的。
いかん、仕事の話がいつの間にかサッカーの話になってしまった。