オールスターと欧州遠征

オールスターサッカー第6回目中間報告が発表になりました。随分先の話に思えたJリーグオールスターと日本代表欧州遠征のバッティングも、代表の試合を基準に考えると次の次の試合の問題なのですね。
FWとMFは海外所属選手でまかなうにしても、DFとGKはどうなるのでしょう。現在の投票状況を考えると、欧州に連れて行ける選手は誰になるのでしょうか。


DFは東西それぞれ4人がプロテクトされるとすると、
西

順位 選手 所属
1 宮本恒靖 G大阪
2 田中誠 磐田
3 三浦淳宏 神戸
4 駒野友一 広島

順位 選手 所属
1 中澤佑二 横浜FM
2 加地 亮 F東京
3 田中闘莉王 浦和
4 松田直樹 横浜FM

Aチームは全員合格じゃないですか。でも、ここから下の順位にBチームが全員います。そこまで考えて東アジアでAチームとBチームを作ったのか…。恐るべし、先見の明。
DFラインは3バックなら、茂庭 - 茶野 - 坪井というBチームで完璧ですね。欧州遠征第2戦ではAチームを呼び寄せるにしても、初戦のバックアップとして新たなDFが1人くらい招集されるのでしょうか。それとも3人で行って4バックにしてしまうのかも。


GKは、2人プロテクトと仮定すると、
西

順位 選手 所属
1 西川周作 大分
2 川口能活 磐田

順位 選手 所属
1 櫛野 亮 千葉
2 土肥洋一 F東京

こちらは遠征初戦は楢崎選手で決まりでしょうか。バックアップで連れて行くとしたら、曽ヶ端選手や都築選手なのかな。


この他気になるポジションは右サイドがいなくなりますね。加地、駒野、三浦アツ選手がプロテクトされてしまったら、誰が右をやるのでしょうか。左サイドは三都主、村井選手ともに遠征に行けそうなのですけれど。
右サイド要員として久しぶりに山田暢久山田卓也選手とかを連れて行くのでしょうか。


と、ここまで書いてきてから言うのも何ですが、ワールドカップの前年特例として今年だけは代表戦を優先して欲しいのですけれどもね。4年サイクルの他の3年についてはJリーグ優先でOKなのですが、今年だけは代表優先でやってほしいと思っています。ただでさえ融合とか組み合わせという発想の少ない監督ですから、欧州遠征がこのような変則的なメンバーになるのは非常に痛いです。
でも、外的要因でうまくチームを作り変えてしまう監督ですから、ここで仕方なく呼んだ選手が大活躍をしてレギュラーを奪ってしまう、なんていうサクセスストーリーは……ないですかね。優先順位がありますから。