再試合は欧州から主審 AFCが公表

再試合の決定も少しアジアに対する気持ちを感じましたが、審判の選定もそうきたか、FIFA

日本人主審の誤審を理由に第1戦の再試合が決まったサッカーのワールドカップ(W杯)アジア予選5位決定戦は、2戦とも欧州の主審が担当すると、アジア・サッカー連盟(AFC)が23日、明らかにした。
 ウズベキスタンバーレーンで、10月8日にタシケントで行う第1戦はスイス人のマッシモ・ブサカ氏、同12日のマナマでの第2戦は英国人のグレアム・ポール氏が笛を吹く。

確かに欧州とアジアの審判のレベルが違うことは事実だし、再試合の原因を作ったのはアジアの(日本の)審判ですが、再試合の主審を欧州から連れてくる理由にはなりませんよね。勝利を取り消されてしまったウズベキスタンにとってはかなり神経の張り詰めた試合にはなるはずですが、だからと言ってアジアの主審が吹けない理由ではない。


ですが、これを日本の試合だったと置き換えると、どう思うのでしょうね。97年のジョホールバルのアジア第三代表決定戦だったとして、日本がゴールデンゴール(Vゴール)で勝ったはずの試合が主審の誤審によって再試合になったとしたら、どうだったでしょう。決定の不条理は嘆いたとしても、次の試合の主審の所属がアジアか欧州かは気にしなかったように思います。確かに欧州の主審が吹いてくれたら安心かもしれないけれど、それ以上に対戦相手のイランのことばかり考えていたように思います。
まあ、FIFAとしては、これ以上厄介ごとを起こして欲しくないというのが本音でしょうが。