東京ヴェルディ - FC東京

helguera2005-10-22

床屋に行ってきました。
時系列的に話すと、味スタに行ってきましたが、負けたので坊主にしてきました。まあ、坊主にしたことは自分で決めたことなので悔しくもないのですが、勝ち点を逃したことが悔しいですね。お世辞にも勝てた試合とは言えませんが、少なくとも引分けで勝ち点1は取れた試合なのに、みすみす逃してしまったことが悔しいです。


試合についてはヴェルディの守備が不安です。CBが足りなくて、左から相馬、戸川、林、山田選手で組む4バックの前に、ボランチとして左から平野、戸田、小林慶行選手と並べて、トップ下にジウ選手、2トップがワシントン、森本選手だったのですが、小林慶行選手の守備が不安でした。3ボランチではなく、2ボランチで前にジウ、小林慶行選手だったのなら分かるのですが、それにしては攻撃に効いているわけでもないし。
ヴェルディの左サイドは平野、相馬で守るのですが、前半は右サイドから再三突破されて、林選手が右に引き出されて中が薄くなることが多く、いつ失点してもおかしくない状況でした。
ヴェルディの先制後同点に追いつかれた場面でも、左サイド敵陣深くまで攻め込んだ相馬選手から奪われた相手の攻撃だったので、左SBに平野選手が下がってカバーしていた薄くなった中央からミドルシュートを決められました。


終了間際の失点もジウ選手がボールをもってもってもってもって持ちすぎて苦し紛れのパスをカットされた攻撃で守備のバランスが崩れてしまいました。
この失点に至る前に、戸田選手が負傷退場して久場選手が投入され小林慶行選手が中央にずれた段階で試合の行方は分からないけれど失点の覚悟はしたし、疲れきっていたとはいえ、平野選手を交代させたことで失点の予感はさらに高まりました。それと平野選手の左足という飛び道具を失ったことは攻撃面でも大きかったです。ヴェルディの得点の予感は、左から上げる相馬選手のクロスと平野選手の左足だけでしたからね。
もともとそんなに強くないヴェルディのDFラインの前の中盤の守備の網をなくしてしまったら、そりゃ失点しますよ。まあ、勝ちに行かなければいけない試合だったというのは分かるのですけれど。


それにしても、ジウ選手ですよ。誰かジウ選手に「持ちすぎ」という日本語を教えてあげてください。持つならもつで最後まで相手を交わしてシュートを撃ってくれるのならまだマシですが、さんざんもって味方の足を止めた挙句、中途半端なパスを相手にカットされてピンチになる。それが多すぎます。
ヴェルディの唯一の得点は、DFライン(林選手かな)から早いタイミングで左サイドセンターライン付近の相馬選手にパスが出て、さらに相馬選手も抜ききる前にすぐにクロスを入れて、守備が戻りきる前にヴェルディのFWとGKが競り合って森本選手が決めたものです。たった2本のパスで得点です。
これは極端にしても、ジウ選手が持てばもつほど相手の守備は整い、ヴェルディの選手の足が止まる。縦に厳しく仕掛けるならまだしも、ピッチを横切るだけならパスを出してくれ。


ということで、試合終了と同時に席を立ち、埼玉まで帰ってきたところで床屋に行って坊主にしました。その会話。

椅子に座る。
店員:「どのようにしますか?」
自分:「一分刈りの丸坊主で」
店員:「上までですか?」
自分:「上まで」
店員:「かなり短いですよ」
自分:「いいです」

で、坊主になりました。実際に前から見るとかなり短くて、まるでジダンですよ(笑)。

以下追記

一晩経って、ようやくFC東京のことについても触れられる気分になりました。
試合開始早々から、後半の途中まで、FC東京は素晴らしい守備のプレスをかけてボールを奪い取り再三に渡りヴェルディのゴール前を脅かしていました。昨日の試合に限って言えば、FC東京が勝つにふさわしいチームだったと思います。


FC東京サポの皆さん、勝利おめでとう。でも次は(次があったら…)負けない!!!