THE HOBO KING SESSION Vol.8 ぐらい…

helguera2006-06-01

南あおやまンダラ(正式名称は南青山MANDALAです)に行ってきました。
佐野元春さんのファンなら知っているバンドですが、THE HOBO KING BAND のセッションがあったのです。ザ・ホーボーキングバンドだけではなく、TTシスターズの田中まゆ果さんと竹内宏美さんも出演するということで、どんなセッションになるのか非常に楽しみでした。で、結果は凄く楽しかった。チケットの整理番号順による入場だったのですが、持っていたチケットが1桁番台だったのでかなり前で見ることができました。というか、前過ぎて全体が見えないくらい。演奏している指の震えが見えるくらい近かった。


メンバーの方が自ら歌いたい曲を持ち寄って、交替で歌っていくようなセッションなので、歌のジャンルはバラバラになるのですけど、そんな事を感じさせないような素晴らしい演奏と楽しいおしゃべり。
1順目は6月ということで雨に関わりにある歌ということでしたが、田中まゆ果さんが歌った「みずいろの雨(八神純子)」とベースの井上富雄さんが歌った「雨音はショパンの調べ(小林麻美)」が強烈だったなぁ。
2順目は自由に好きな曲ということでしたが、竹内宏美さんが歌った「JOY(?・オリジナル曲)」が印象的でした。でも、本当に強烈だったのはドラムスの古たかし(本当は古田たかしさんですが、”ふるたたかし”のように同じ言葉が続く時には省略するというルールがあった・笑)さんが披露したフルートの演奏かなぁ。パワフルでコミカルで、それでいて聴いてしまう不思議な演奏でした。微妙に猫ひろしに似ていると思ったのは気のせいでしょうか。


もちろん、Dr.kyOnさんの歌も、佐橋佳幸さんの歌も、山本拓夫さんの演奏も素晴らしかったのですが、やはりお腹パーカッションにはかないませんよ。
しかし、Dr.kyOnさんのこの言葉は最高でした。『目指せ、脳年齢200歳! IQ0(ゼロ)!!!』


帰りの電車の中で口ずさんでいたのは、今回のセッションからTTシスターズが参加するということで演奏された「Short Shorts( The Royal Teens :タモリ倶楽部のテーマ曲でおなじみの…)」でした。この曲を演奏された日にはあなた、目の前をオープニングとエンディングの映像がよぎってしまいますよ。電車の中でこの曲を口ずさんでる人って、怪しいですよね(笑)。
それにしても竹内宏美さんの自己紹介の言葉で、『TTシスターズのTの方の竹内宏美ですっ。」って、田中まゆ果さんもTで2人ともTだから(笑)。自ら「自分はボケ担当」と話していましたが、狙いでしょうか天然でしょうか(笑)。
たっぷり3時間の演奏とおしゃべりでしたが、時間の長さを感じさせないくらいあっという間でした。

セットリスト
HKBセッションvol.8、南青山 'MANDALA'