日本代表監督の魅力

どうやらオシム監督の日本代表監督就任は決まりそうですね。
オシム氏早くも日本代表構想 報知
今回の監督選びの手続きの是非や、4年前の監督選びの手続きや人選について思うことはありますがとりあえず置いておきます。それとは別に、日本代表監督というものが、魅力ある仕事なのかどうかについて少し。


よく、「次の日本代表監督は誰が良いか」という話題になったときに、「でも世界的に有名な監督は、日本代表なんて引き受けてくれないよ」という会話になることがあります。確かに、日本に縁も所縁もない有名監督は引き受けてくれないと思います。そもそも、日本に行きたいとは思ってくれないだろうし。
しかし、ジーコさんにしても今回のオシムさんにしても、日本に過去に来て活動をしたことがある方は、日本代表監督というポジションに魅力を感じてくれることが多いような気がします。ジーコさんだって監督には興味がなかったにもかかわらず、日本代表監督を引き受けてくれた。お金の部分の条件は分かりませんが、少なくともオシムさんは金額で考えを変える人のようには思えない。するとお2人とも、日本代表の何に魅力を感じてくれたのだろう。


選手のポテンシャル? それとも潜在能力? 「俺ならもっとうまくやれるという」気持ち? 日本という土地や人柄に魅力を感じてくれた?
オシムの言葉」の中に、東京オリンピックで訪日した時の日本の方との触れあいについて書かれている部分がありましたが、縁というしかないのでしょうか。
結論の出る話ではありませんが、手続き論とか能力論の他に、何らかの縁のようなものがあるのだろうな、そんなことを考えてしまいます。