松任谷由実 THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006

helguera2006-07-27

さいたまスーパーアリーナへ行ってきました。
1月の末から2月にかけて、苗場でユーミンのライブを見てからもう6ヶ月が経つのですね、早いものです。冬の苗場スキー場から半年、そりゃ季節も夏になって暑くもなりますやね。『THE LAST WEDNESDAY TOUR 2006』はまだ代々木でのツアーファイナルがありますから、基本的にはネタバレなしで。


苗場での『SURF & SNOW in Naeba』はスキー場のホールという独特の場所ですから比べようが無いかもしれませんが、それでもアリーナでのステージということで、大掛かりなライブです。ここ最近行っているライブは、どちらかというとステージの仕掛けには凝らないライブが多かったので、最初のうちは歌や演奏よりもついステージセットに目がいってしまいました。


演奏はとても素晴らしく、ユーミンの歌は1曲歌詞が飛んでしまった歌もありましたが、それでも楽しく心に沁みるライブでした。新しいアルバムからと古い歌のミックスなのですが、これは個人的な感想ですが松任谷由実名義の作品よりも、荒井由実名義の作品の方が心の奥底に直接響くように感じるのは気のせいなのでしょうか。曲として聞いている時間の長さが長いから思い出が一杯詰まっていてそのように感じるのか、それとも作り手のユーミンに変化があるのか。満ち足りてからの作品なのか、満ち足りず様々な思いを抱いていた頃の作品なのか。考えすぎですね。


約2時間15分のライブでしたが、あっという間の時間でした。8月の代々木もきっと楽しいライブになるのでしょうね。でも、正直に言えばやっぱり冬のユーミンが好きだ。