ロードムービー

ちょっと時間があったので、スカパーでタイトルも内容も知らない映画を２本見ました。ところが、その２本が偶然にも２本ともロードムービーで、なおかつ人と人のつながりとかを考えさせられる良い映画でした。また、アメリカの大自然がとても綺麗に描かれていて、その風景を見るだけでも価値がある、そんな２本でした。

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平凡な女性が２人、旅先でトラブルに巻き込まれ、そこから逃亡劇が始まるのですが、決して暗いトーンではなく、明るくそれでいてちょっとシニカルに描かれています。主演のスーザン・サランドンのアクションシーンというのは似合わないというか違和感がありますが、それでも時間の経過と共に自然に思えてくるから、たぶん映画の進行にまんまと乗せられているのでしょう。あまり詳しく書くと印象的なラストシーンがネタバレになってしまうので止めておきますが、本当のチョイ役で若き日のブラッド・ピットも出演していて面白いです。

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親子４代が描かれていますが、曾祖父の死をきっかけに長い間音信普通うだった祖父と父の溝を、曾祖父の遺言に基づいた旅で少しずつ埋めていく、ちょっと重いテーマですが、場違いなほどに明るい音楽と４代目の子役の存在とアメリカ大陸の大自然の風景が和ませている、そんな映画です。特に盛り上がりどころはないのですが、最後まで引き込まれるように見てしまいました。