久しぶりに川淵氏の言葉に喜ぶ

最近は以前にも増して口が軽くその言葉を信用できない川淵氏ですが、この話題についてはもっと話して欲しい。
Jリーグの監督資格を取得 車いす生活の羽中田氏 スポナビ

羽中田氏は山梨・韮崎高時代にFWとして全国高校選手権でチームを3年連続ベスト4以上に導いて将来を嘱望された選手だった。しかし19歳で交通事故に遭い、下半身不随となった。山梨県庁に9年間勤務した後、指導者を目指してサッカーの本場スペインに留学した。現在は東京・暁星高サッカー部のコーチ。
 日本サッカー協会川淵三郎会長は「温情ではなく、能力があってのもの。Jリーグの監督になってほしい」と羽中田氏の今後の活躍を期待している。


羽中田さんについて良くご存知でない方は、ぜひ以下の本を読んでみてください。

グラシアス―サッカーからの贈り物

グラシアス―サッカーからの贈り物


頑張れ、羽中田さん!!

マンチェスター・ユナイテッド - セルティック CL

いや、中村選手、凄いですね。あのフリーキックは凄かった。”挨拶代わりの一発”ではありませんが、存在を強烈にアピールしたFKでした。そしてFK以外のプレーも前半は良かったですね。
ただ、後半は中村選手が悪かったというよりは、セルティックのチーム自体がどうにもこうにもサッカーをさせてもらえませんでしたね。スコアで見れば前半は2−2で90分トータルでも3−2の僅差でしたが、内容は大きな開きがあったように思います。前半から感じていたのですが、「J1の優勝チームとJ2の優勝チームが公式戦を戦うとこんな感じ?」と思いながら見ていました。


例えば同じようなクロスからの攻撃でも、マンチェスターUの攻撃は「サイドから鋭いクロスが中央で待つ選手にピタリと合い、ヘディングもばっちりで惜しくもゴールマウスを外れた」結果得点ができないというのに対し、セルティックの攻撃は「サイドから中央にいるたった一人の選手目がけてクロスを放り込んだが、中央の選手に合うこともなくゴールラインを大きく超えた」結果得点ができない、それぐらいの違いがありそうです。どちらも結果だけで表現すれば『サイド攻撃から得点できなかった』という短い言葉での表現になってしまいますが、サイド攻撃が無得点で終わる結果に至る内容は大きく違います。


それはクロスからの攻撃だけの違いではなくて、自陣からの攻撃のビルドアップのパスの精度も違うしスピードも展開の早さも違う。また相手ゴールに近づいた時の攻撃に参加する選手の数も違うし走りこむスピードも違う。スコアで見れば1点差ですが、そこに至るディテールの積み重ねには大きな違いを感じてしまいました。


とはいえ、それでも中村選手のフリーキックは何らかすむものではないし、後世まで語り継がれるキックになるのでしょうね。