大会1日目 そして祭典の始まり

待ちに待った開幕。4年ぶりのサッカーの祭典。世界最高峰のサッカーの試合が見られるわけじゃないことは分かっているけれど、世界最大規模のスポーツイベントであることは確かだ。そんなことより、日本にとって、アジアにとっての初開催。日本代表も開催国として出場する。嬉しいというより怖いような気持ちだ。


早々に仕事を切り上げ、急いで帰宅する。試合開始は20:30からだけど、できればその前の開幕セレモニーも見たい。スカパーでセレモニーを見るが、やはり日韓共同開催の趣はまったく感じられない。準備段階から感じていたことだけど、ただの同時開催のワールドカップ。いくらメディアが日韓共催ムードを煽ったって、セレモニーは100%韓国の色しかなかったね。そんなことを思いつつも、ああ始まるんだと実感。3年11ヶ月ぶりに、ワールドカップが始まるんだ。


フランス 0-1 セネガル 20:30
マッチナンバー1。とうとう試合が始まる。フランスは大黒柱のジダンテストマッチの怪我で欠き、不安を抱えてのスタート。しかし、前半からアンリが惜しいシュートを放つもゴールマウスに嫌われ、喉から手が出るほどに欲しい先取点が取れない。『フランス、勝てないかもしれないな』と思いながら見ていると案の定セネガルに得点が入る。『まあ、引き分けには持ち込めるさ』という雰囲気で後半がスタートしたが、残り時間は刻一刻と少なくなり、そのままタイムアップ。開幕戦から波乱のスタートだ。サッカーは怖い。