大会30日目

今日は試合だ。そして今夜は3位決定戦がある。きっと韓国は盛り上がっているのだろう。大会の中で勝負が盛り上がらない3位決定戦だけど、地元韓国の試合となってお客さんも大喜びだろう。万が一、日本が3決に進出していたら寒いことだった。ブーイングでもされたのだろうか。少なくとも共催国だから日本を応援しよう、などという雰囲気は韓国では生まれなかっただろう。日本で生まれていることがおかしいわけだが。


韓国 2-3 トルコ 20:00
あぶなく先制点を見逃すところだった。開始から11秒、今大会活躍できなかったハカンシュクルの先制点が生まれた。トルコではスーパースターらしいので、最後に帳尻をあわせてきたってことか。帳尻合わせにしろ、決める時は決めるのはやはりスターだ。それにしても、韓国のこの失点の原因が日本でも馴染みの深いホンミョンボのミスからの失点というのが痛い。ひとつの時代が終わるということなのだろうか。
試合は両チームが点を取り合い、最後まで華やかだった。勝負に関係のない試合というか、まったくチャリティマッチを見るように気楽に見ることができた。というより、アジアのライバルである韓国と、日本を沈めてくれたトルコ、どちらを応援しろというのか。どちらも応援できない。本当の意味で中立だ、どちらに肩入れする気も起きない。今大会で一番リラックスして見た試合だ。


試合終了後に両国の選手が手をつないで観客に挨拶する場面があったが、もし韓国が勝ったとしたらトルコの選手がしたのと同じように、韓国の選手もトルコの選手に手を差し伸べたのだろうか。きっとこの場面は美談のように扱われるのだろうが、そんな意地の悪いことを考えてしまった。