フィーゴのイエローカード

helguera2004-04-30

然るべきフィーゴの退場だが、今後のレアルにとってはあまりに痛い

ボールに触っても、触らなくてもファウルはファウル。警告は警告。あのフィーゴのプレーは、スパイクを向けて相手の足元に飛び込んだ時点で、十分に警告に値する。プジョルにとって幸運なことにスパイクはされなかったが、それがフィーゴの過度に激しいプレーに対する罰を軽くするわけではない。
(中略)
相手にケガを負わせる可能性のあるプレーなら、未遂であってもそれはイエローカードの対象になる、こんなことは常識だ。

懲罰委員会がフィーゴのバルセロナ戦での2枚目のイエローカードを否認
あのフィーゴのプレーがイエローカードに値するかどうかは分かりませんが、主審はイエローだと判定し、懲罰委員会はイエローじゃないという裁定を出したんですね。これでフィーゴ選手は次節に出場できるのですが、こうやって試合後に試合中の判定を覆してしまうと、それではフィーゴが退場した後の10人で戦った時間はどう救うのか、そこで決勝点が入ったわけで得点はどう扱うのか、この試合でレアルが失った勝ち点はどうするのか、と問題は際限なく広がってしまうので、こういう後で裁定する制度には疑問があります。
あのプレーはファウルかどうか、あのプレーはPKかどうか、そういうファジーな部分も含めてサッカーだと思うので、後で覆してしまうのは何だかな〜という自分がいます。ハンガリー戦のPKも、女子日本代表のPKも、チェコ戦の短かった試合時間もすべて不可解な判定も含めてサッカーでしょ。でも、あのモレノ主審のように、ロスタイムを12分も取られちゃうと考えるけど。