ナビスコ 東京V - 広島 感想(戦評ではない)

せっかく休みをもらったので、国立に行ってきました。今シーズン初の生ヴェルディになりますが、今日は30度を越えるんじゃないか(気温:27.8℃)というまったくサッカーには適さない(観戦していてもばてる)くらいの暑さだったので、チームや試合についての感想は難しいです。


バックスタンドの1969シートにてチケット代1,969円での観戦でしたが、暑い暑い。これじゃーピッチの中は大変だという天気でした。ケチらずにSSかS席で屋根があるほうにしておけば良かったです。観客は8,008人ということで非常にのどかな雰囲気です。(おいおい)
試合については好ゲームというよりはミスでボールの失いあいという印象でした。もちろんサッカーでミスはつき物ですが、攻撃時の”このパスが通ればビックチャンス”というところのミスではなくて、両チーム限りなく自分たちのゴールに近いところでボールを失うのです。まあ、その分ゴール前のショートカウンターのように盛り上がるシーンは多いんですけどね。
桜井選手の先制点も相手DFのバックパスを横からさらってGKとの1対1を決めた得点でした。もちろん、常に相手ボールを狙っていた桜井選手は偉いし、確実に決めたのはもっと偉い。でも 3−0 という点差の割には、崩した〜って感じじゃない試合でした。広島のミスを得点に結びつけた東京ヴェルディヴェルディのミスを決められなかった広島の差という試合でした。
アルディレス監督(東京V)記者会見コメント

今日はサッカーをするのに適した日では無かった。あまりにも暑すぎる一日だった。そしてピッチに立てば、空気が重いと感じられた。それが両チームの沢山のミスに繋がったと思う。

こういう暑い日に集中するのは難しい。たとえば5メートルのパスを出すなどの基本的なプレーが難しくなってくる。なので自分達の本来のサッカーが出来なかった。

しかし、チャンスを活かすことができた。守備の面では良い仕事ができ、それは勝利に値した。これ以上の点差は不当だと重うのでこれが妥当な結果だ。

それにしても林選手ですが、”ボランチの位置でその軽いプレーはないだろう”というシーンがいくつかありましたね。パスミスというより横パスを相手にぴったり出してしまったり、ボールを簡単に失ったり。確かにうまいのですが、そのポジションならもっと堅実なプレーをしないとチームが落ち着きません。しっかり頼みます。
東京V  試合後の選手コメント

桜井直人選手(東京V):
サッカーを始めてからCKでヘッドを決めたことがないので良かった。PKはめんどくさいからボマちゃんエムボマ)に譲った。スター性のない僕がハットトリックしてもしょうがないし(笑)。

高木義成選手(東京V):
今日は広島のオリンピック組にやられなくてよかった。その日のニュースがすごいことになるんだもん(笑)。今日は僕じゃない、サクさん(桜井)でしょ。いやー、ホントにオリンピック組にやられなくてよかった

先週の試合で浦和のオリンピック組の引き立て役にされちゃいましたからね。まあ、とにかく勝ってよかったです。


点差がついたところで玉乃選手が投入されないかなと思いながら見ていたら、ラスト5分で出場してきました。一生懸命走り回ってアピールしていましたが、審判にもアピールしちゃってイエローカードまでもらってしまったのはご愛嬌でしょうか。
試合内容はともかく、1,969円で国立のバックスタンドのすごく見やすい席を、前後左右斜めまで9席分を使っていろんな姿勢でリラックスしてサッカーの試合を見るなんて、そんなに度々経験できることではありませんね。国立までの交通費の方がチケット代より高くつくのが納得いかないけれど。