僕らの音楽  佐野元春

今回のゲストは佐野元春佐野元春の“伝説”に歌、インタビューの両面から迫る。
新曲「月夜を往け」を含む全3曲の演奏にはホーンセクションにブラック・ボトム・ブラスバンド(BBBB)、井上艦率いるストリングス・セクションが参加。豪華なロックンロール・オーケストラでの出演となる。

<曲目>
■「SOMEDAY」
言わずと知れた、1982年の名曲を披露。
■「月夜を往け」
19日に発売されたばかりの新曲を披露。
■「ロックンロール・ナイト」
21歳の時に作ったと言う代表曲をテレビで初披露。

佐野元春さんのロックンロール・ナイトがテレビで演奏されるのは初めてということですが、22年前の曲が今夜約8分のフルコーラスで放送されたのですね。今回初めて聴いた人はこの曲にどういう感想を持つのだろう。
SOMEDAYやロックンロール・ナイトを聴くと、時代を超越している名曲だからか、自分自身がリリース当時の心で聴いてしまうのかわかりませんが、10代の自分があっという間に戻ってくる感覚があります。当時の友人、乗っていた車、遊んでいた場所、付き合っていた彼女。元春さんの曲を聴きながら遊んで、笑って、泣いて。
また、当時わからなかった切なさを感じてしまう現在の自分もいます。いろいろ経験してしまったから感じる思い、普段は忘れてしまっている10代の自分、とても複雑な心境です。SOMEDAYとロックンロール・ナイト、この2曲は今のところ生涯聴いた曲の中で心に残るベスト2*1ですからね。
できればもっと早く、佐野元春さんがもう少し若いころにこういう番組があったらな、と思います。それと、もし初めて聴いた人がいたら、スタジオの演奏もいいけど、ライブではもっと盛り上がるんですよ、悲しきレイディオとかね。

*1:あと1曲は Israel Kamakawiwo'oleさんのSomewhere Over The Rainbow/What A Wonderful Worldです