スペイン - ポルトガル

スペインは3試合のどこかで、あと1点取っていれば…

この試合でもポルトガルのシュートに対する執念というか思い切りに比べて、スペインはシュートを打つことよりも、相手をかわすことが目的になってしまっているように思えました。多少距離があっても、打てば何か起こるかもしれないのに。ペナルティエリアに入ってもまだDFやGKをかわすことを考えているんじゃないかな。

生まれなかったストライカー 中田徹
こちらでは、ストライカーについて触れていますが、スペインのMFにもっと貪欲にシュートの意識を持っていて欲しい。ポルトガルの選手が後方から飛び込んでどんどんチャンスに絡んでくる様子とは対照的でした。


HNでもバレバレだと思いますが、エルゲラ選手が好きなので、スペインのグループリーグ敗退はちょっとショックです。しかし、ポルトガルギリシャに比べてスペインが決勝トーナメント進出に値するチームであったかと考えると疑問です。うまいんだけど、何か足りない感じが残っています。闘志? シュートへの意欲? ゴールへの執念? もう少しプジョルのようなタイプの選手が必要なのでしょうか。ストライカー不足というよりは、”イエロのいないスペインの憂鬱”というように感じています。