ホームドラマ!第11話(最終回)

もともと「次回はどうなるのだろう?」というドラマではないので、最終回だから特別なことが起きるわけではないのですが、何かもう一山欲しかったな〜。ドラマスタートから第5話くらいまではグっと心にくるセリフとかあったんだけれど、見ている自分が慣れてしまったのかな〜。
以下は自分の第5話の感想の再掲です。

愛する人を同じ事故で亡くしてしまった人達という設定が、本当の家族でもなく、かといってまったくの他人とも思えないという不思議な距離感を生み出しているドラマなんですね。一歩引いてるんだけれど、相手のことが心配で放ってはおけない。本当の家族や恋人に対してなら、もっとストレートな表現だったり、きつく言ってしまうことも、このホームドラマ!ではほんわかした表現になる。好きとか愛してるっていうこととは違った不思議な距離感にやられてしまっているのかな。

将吾(堂本剛)君が島で1人で頑張っているシーンよりも、あの家族の心のやり取りをもっと見ていたかったな〜、というのが正直な気持ちです。
でも、最終回が終わった直後にあの家族をもっと見ていたいと思うのは、ドラマとして成功なんだろうな。続編というよりは、1年後や2年後のスペシャルを見たいですね。


大ベテランの役者さんに囲まれて、光太(西洋亮)君や宏樹(泉澤祐希)君も頑張りましたね。女性陣のまゆみ(紺野まひる)さん、仁美(酒井若菜)さん、翔子(井上真央)ちゃんも本当の姉妹のようでした。将吾(堂本剛)君と智彦(ユースケ・サンタマリア)さんの兄弟のような仲が良くて悪い雰囲気も普通っぽくて自然でした。そして映子(いしだあゆみ)さんと河野(田村高廣)さんが本当にドラマを引き締めてくれました。その他キャストのみなさん、スタッフのみなさん、良質なドラマをありがとうございます。この家族のその後の生活が見たいですね、本当に。
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半年後に智彦さんのスペシャル、1年後にまゆみさん、次に仁美さん、翔子ちゃん、最後に将吾くんと一人一人のその後をじっくり見たいです。よろしく。