ユーロ今後の展望(希望)

次の対戦カードはポルトガル - オランダ、ギリシャ - チェコですね。


ポルトガルもいいサッカーをしているとは思えませんが、初戦に負けたことでチームとサポーターの危機感が高まり、大会中に世代交代がうまくできたことは大きいですね。世代交代に失敗してあえなく去っていったフランスとは対照的です。また、監督のフェリポーンの選手交代も冴えわたっていますし。対するオランダはここまで上がってきたとはいえ、4試合戦って勝ったのはラトビア(何かもう懐かしいですね)だけですからね。監督の采配も?マークがつきますし。選手個人の能力としては恐ろしく高そうなのでもったいないです。


ギリシャについては、フランスを破った力がチェコにどの程度通用するのか次戦も非常に楽しみです。レーハーゲル監督もチェコ - デンマーク戦をスタンドからチェックしていたので、チェコに対してどのような戦いを挑んでくるのか期待できます。チェコについては、どうも死角が見つからない印象です。先制されても逆転してしまうし、若手とベテランの力もうまくミックスされてるし。監督の采配や選手起用も問題ないし(当たり前か)。すでに名前のある選手達があんなに勤勉にチームプレーに徹して動いたらそれは強いですよ。


個人的な決勝の予想はポルトガル - チェコといったところでしょうか。開催国が決勝まで残れば大会としては大成功です。あと3試合、選手達はどのような戦いを見せてくれるのでしょうか、非常に楽しみです。

ここから先は個人的妄想の世界ですが、スウェーデンがオランダに勝って開催国ポルトガルまで破って決勝へ、もう一つの山はデンマークチェコに勝ってギリシャも破って決勝へ進出し、決勝がスウェーデン - デンマークになったらいいな〜と希望しておりましたひねくれ者は私です。スペインが消え、イングランドが消えた後はかなり真剣にそう思っていました。テレビ局やマスコミ的には地味でもの足りない顔合わせでしょう。しかしグループリーグ最終戦で1回戦って、そのときは2−2で決着がついていないので、ユーロの決勝という最高の舞台で北欧2カ国がもう一度真剣勝負をしたら、どんな壮絶な試合になるのだろうと密かに楽しみにしていました。まあ、ギリシャチェコでもいいんですが、このように勤勉でよく走るチームの試合の方が好きなので、しょうがないですね。

さらに深い妄想の世界の話ですが、もしチェコが優勝したときにそのチェコ親善試合で勝ってるのだから、日本は欧州最強だ、などと言い出さないで欲しいですね。まあ、誰に対してという話ではないのですが。