川淵キャプテン、ライバルのプロ野球界に辛口提言!

こういうことはいいセンスしてるんだけどなぁ。なんで監督選びはセンスがないんだ。

「06年に向けての話し合いなんてバカげている。やろうと思ったら、できないことはないし、時代はスピードを求めている。門戸開放もドラフト制度も早急に、根本的に見直すべき」。伝統という鎖に足をとられ、変化を恐れる体質をバッサリ。Jリーグ発足からW杯招致、日本代表・ジーコ監督招へいまで実現させた行動派キャプテンは、労使交渉についても「(機構と経営側が)選手を脅してどうすんだ」と古田会長を擁護した。

 門戸開放に関しては、Jリーグがプロ野球をリードしている。J1からJ2、JFLと広い裾野を持ち、条件と審査さえ満たせば参入は自由。入口が広い一方、経営状態や観客動員など毎年の審査は厳しく、これまでにJ1清水やJ2の鳥栖、水戸などが経営改善を求める「警告」を受けている。平成10年末、親会社の撤退で横浜フリューゲルスが消滅したが、翌年に横浜Fのサポーターが中心となった横浜FCが承認を受け、当時の川淵チェアマンのひと声でJFLから参入という超法規的措置がとられた。

 時流にあった「即断即決」がモットーだけに、川淵キャプテンは根来コミッショナーにも「責任者としての地位を全うしていない」と苦言。