屈辱の“三軍”行きから高原、起死回生の先発FW出場

チャンスを生かせ高原選手。

ブンデスリーガ・ハンブルガーSVのFW高原直泰(25)が、起死回生の大チャンスを手にした。現在16位と低迷し、26日のヘルタ・ベルリン戦に負ければクビ確実のトップメラー監督が、先発FWに高原を指名。専門外のFKキッカーまで任され「ビックリした」という高原は、屈辱の“三軍”行きから一発大逆転を狙う。

 今季リーグ戦出場はわずか35分間。ここ2試合は“三軍”のアマチュアチームでプレーするなどトップメラー監督から干されていた高原が急転、先発の座を手にした。4日連続で先発組に入って調整した高原に、監督がバルバレスに代えての先発起用を明言。16位低迷で負ければクビの指揮官が、背水の陣の『切り札』に指名した。