前日だっていうのに

緊張感というかワクワクドキドキ感というか、何か心の中のテンションが上がらないですね。やっぱり消化試合だからなのでしょうか、親善試合より上がらない。今ごろ中国のサポーターなどは緊張しまくりなのでしょうね。
シンガポール戦前々日 コメント

三浦淳宏東京ヴェルディ1969)

「遠めのFKは自分で打ちたい」

ジーコに何を言われたか)積極的に行け、と。フリーキックと同じような感覚で強いシュートを打てばGKは取れない。あとは(キックの際の)立ち位置のバランスに気をつけろと言われた。とにかく、点に絡んでいきたい。FKに関しては、近くだったら満男(小笠原)が蹴るだろうけど、遠めからだったら自分で打ちたいと思う。ポジショニングについては、うまく加地とバランスを取っていきたい。

このコメントも非常に興味深いですね。代表チームとしての戦術的なことではなく、監督は個人的な技術の指導をしているようです。もちろんそれも非常に大切なことだと思うのですが、それだけだったら監督という立場でなくてもいいような……それ以外にどんなことをしているのでしょう。

遠藤保仁ガンバ大阪

「大事なことはとにかく勝つこと」

シンガポール戦の目標について)大事なことはとにかく勝つこと。個々の選手が特にアピールできれば。わがままなプレーでなければ、アピールしても問題ないと思う。個人的には(目標は)特にないけれど、ミスを少なくして、攻撃的にできればいいと思う。

アピールする積極性は日本人にはとっても必要なことだと思っています。その自己主張とチームの相互協力(たとえばカバーしあうとか)のバランスを高次元で取ることを、選手個人に求めるのか、その目標値というかコンセプトを監督が指し示すのか。
すべて選手まかせで、11人全員(ベンチ入り18人全員)が共通理解を持てるほど日本サッカーは成熟しているのでしょうか。もし、成熟しているとしたら、『監督の仕事は何?』という疑問は湧いてしまいますが。