シンガポール戦前日 ジーコ監督会見全文

下のインタビューを先に読んでしまうと、この記者会見で言っていることが本当とは思えない。

(初戦の)オマーン戦のような厳しいスケジュールでは、練習もあまりできず、連係もなく、個人の力で勝たなければいけない時期だった。それが、欧州遠征の時期から解消され、誰を出しても同じような結果が望めるし、ポジティブなものが望めるような形になった。これはチームがひとつの大きな進歩だったと思う。今の現状は、お互いに切磋琢磨(せっさたくま)し、チーム内でのライバル意識をもっと健全な形で盛り上がってくれば、さらに自分たちの中でもっといいものを生み出せると思うし、今もそういった雰囲気が和やかな中でも、ピッチの中の主役争いは、良い意味である。これがさらに増してくれることを来年に期待している。