シンガポール戦前日 コメント

チームの結束が強くなったことは嬉しいことでもあり、活性化という面ではどうなのだろうという疑問でもあり。

宮本恒靖(G大阪)

 「1年を通してチームの結束が強くなった」

(この1年のチームの変化と成長について)みんなでいい方向に向けていこうと、非常にチームとして安定感が出てよくなってきたと思う。(アジアカップのときにサブ組が盛り上げたらしいが?)普段の表情を見ていれば分かるし、食事のときでも練習のときでも非常に盛り上げてくれていた。そういう彼らの姿勢を見ると、われわれも頑張らねば、という気持ちにいつもなっていた。非常にチームの結束も強くなったと思う。


三浦淳宏東京V

 「ファミリーという意識が伝わってくる」

(今年1年、非常にチームが成長したがサブ組から見てどうか)ちょっと油断をすると、チームの雰囲気がおかしくなるところだけれど、ひとつのチームになったと思う。サブ組も、ピッチで結果を出すしかないし。(ジーコのチームの作り方については)やっぱり、ブラジル人特有のファミリーという意識が影響を与えていると思う。もちろん試合に出なくてもいいというわけではないけれど、ファミリーという意識は非常に伝わってくる。練習中もしっかり見てくれているので、こっちもしっかりやっている。

最初にも書きましたが、いい面でもあり、悪い面でもある気がします。

藤田俊哉(磐田)

「思い切りやっていい結果を出す」

(明日はスタメンのようだが)いつも気合は入っています。周囲との連係については、初めてやるわけではないし、それぞれの長所は分かっているから、それを引き出せればいいと思う。アツ(三浦)も楽しくやろうと言っていた。そこでコンビネーションが生まれればそんなにガチガチにならず、思い切りやっていい結果が出せると思う。

『そこでコンビネーションが生まれれば…』というところが、長く代表チームとして帯同してきて練習や紅白戦ではやっていても、試合はいつもスタメン固定なので、控え組にとってお互いに長所はわかっていても試合であわせている時間の少なさに対する思い、というものを感じてしまうのは考えすぎなのでしょうね。