市原 - 磐田

今シーズンの最終節ですが、ちょっと遅れてこの試合を見ました。山本監督の就任後にどうなっているか気になりながらも中々見る機会の無かった磐田と、オシム監督の最後の采配になるかもしれない市原の試合ですが、思えば紺シーズンはこの2チームの試合をあまり見る機会がなかったのが残念です。もっと、サッカーの試合が見たいよう(笑)。


試合の方は終わってみれば2ndステージ2位の市原と13位の磐田(ぉいぉいそんな順位かよ)という順位通りの試合だったのでしょうか。
市原のプレー内容には全ての選手にチームとしての柱というか哲学が染み渡っているように感じました。チャンスと見た時に全員が連動して相手ボールを取りにいって奪ったらためらうことなく最前線まで駆け上がっていく。サイドからのクロスに対して中に人が揃っているんですよね。ただ、気になったのは市原の最終ラインが常に低いので、サイドの選手などはいつも長い距離を行ったり来たりしなければならないように感じましたが、あれで90分間や長いシーズンを戦っていくスタミナがもつのだろうかと心配です。その為の充分なトレーニングをいつもしているのでしょうが。


磐田については、監督就任から数試合で劇的な変化は起こらないとは思いますが((優秀な監督なら変えられそうだけど))、どうも過去の遺産で試合をしている印象です。選手の一人一人は凄く技術が高くて優秀なのですが、チームになっていないというか。そのエリアでプレーに絡んでいる3人ぐらいのグループはとても意表をついた相手の予測のつかないプレーで相手の守備を抜き去っていっても、味方も置き去りでゴール前に人が足りていなかったり。名波選手のプレーなどはため息が出るような素晴らしいプレーなのですが、それがチームの中にうまく組み入れられていないように感じてしまいました。


これで今シーズンの順位が確定しました。1位、2位はチャンピオンシップで決めるといっていますが、J1年間順位表を見ても1位は浦和で2位が横浜ですから、この2チームがチャンピオンシップを戦うことはとても楽しみですね。市原が4位で磐田が5位ですね。いいなぁ、強いチーム同士の対戦だったのですね。
我がヴェルディの順位は年間も2ndも9位ですか、微妙だな。優勝争いに絡むでもなく、降格の危機にさらされるでもなく。来シーズンこそは優勝とは言わないけれど優勝争いには絡んで欲しいものです。