スパ 金子氏のコラム

昨日のコメント欄で”d”さんに教えていただいたものが、コンビニにあったので立ち読みしてみました。(買うほどでもなかったので……)

以下大意ですが、サッカー以外のいろいろな内容の話の最後に、来年の2月9日の北朝鮮戦をむかえる我々日本人や日本人サポーターが現在の北朝鮮との険悪な国際関係の中で、もし北朝鮮をブーイングで迎えたら、それはアジアカップで日本に対してブーイングをした中国と同じで、日本の民度というか先進度が問われるのではないか、というようなものでした。


これを読んでちょっと考えてしまいました。実際にグループ分けが決ってから、対戦相手としては考えたし、アウェイで戦うコンディションはどうなのだろうと心配したり、6月のアウェイの試合までに経済制裁が発動されたらサポーターは問題なく渡航できるのだろうかとか、そんなサッカー的なことはたくさん考えたのですが、2月9日当日のスタジアムの雰囲気については真剣に考えたことはなかったです。


もしチケットが取れて自分がスタジアムにいることができたとしたら、まずはウォーミングアップに出てきたら、軽くブーイングするかも。スタメンの発表時は、もう少しブーイングするかも。選手入場は日本代表も一緒に入ってくるのだから大拍手でしょう。国歌演奏の時は、おとなしく聞いているかな。国歌の時はブーイングしないですね、確実に。だって戦争しているわけじゃないし、やはり対戦相手としての最低限の、最低限の敬意は捨てたくないですね。試合が始まったら、たぶん対戦相手のことは忘れて日本代表のプレーに集中してしまうから対戦相手との関係などは忘れてしまうと思います。
試合終了となって日本が勝てばハッピーでやはり対戦相手のことは忘れてしまうし、万が一日本が引き分けたり負けたとしても、頭にきたりショックだったりで、とっととスタジアムから帰るので、北朝鮮の選手が乗るバスに投石なんてしないです。(当たり前ですが…)


まあ、対戦相手が北朝鮮だって、バーレーンだってイランだって韓国だって、例え中国だったとしても、きっと私のスタジアムでの態度というか過ごし方は変わらないと思います。ワールドカップ予選という絶対に負けられない試合の対戦相手として、軽くブーイングはしてしまうかもしれないけれど、それは対戦相手としての敬意を忘れたものにはならないと思います。たぶんそれは大多数のサポーターの方も同じでしょう。ということでこのコラムで金子氏が考えているようなことは起こらないと思うのですがね。