2004超激論バトル!朝まで日本サッカー応援宣言!

この番組が12月28日の深夜25:30〜28:55に放送されることは、最近注目のさくらさんの出演番組ということで知っていたのですが、あえて視聴を回避しました。見なかった理由としてはここのところずっと風邪で体調が悪いことと、出演者の顔ぶれを見た途端番組の議論の方向性が予感できてしまって、ただでさえ悪い体調がより悪化し、熱は上がり体内の血管が2〜3本切れてしまいそうな心配があったからです。

パネリスト:
釜本邦茂氏/セルジオ越後氏/ラモス瑠偉氏/松木安太郎氏/田邊伸明氏/植田朝日氏/小宮山悟氏(プロ野球選手)/金子達仁氏/ヨーコ・ゼッターランドさん/平澤大輔氏(サッカーマガジン編集長)/土田晃之氏/女性パネラーほか・・・

MC:
中西哲生

進行:
角澤照治テレビ朝日アナウンサー)
前田有紀テレビ朝日アナウンサー)

見なくて良かった。やはり……だったようですね。
朝まで生テレビ  きままに代表ブランク ブランクさん
昨日の朝生について  LooseBlog いたさん


私は見ていないのでこの番組についてではないのですが、極論になってしまいますが正直なところ私は代表監督や協会会長が誰だっていいと思っています。バカだっていいし、アホだっていい。(今の代表監督や協会会長がバカだアホだといっているわけではありません、念のため)
例えどんな人がやっていても、間違った方向に進みそうなときに、「それは違うんじゃないか」とか「今のままじゃまずいから、違う人に代えよう」といった声が素直にあがる組織なら問題ないと思います。軌道修正が迅速にできる組織と言ったらいいのでしょうか。問題が大きくなる前に、取り返しのつかない状況まで突き進む前に。


今のサッカー協会と代表監督に対して感じる不安の大きな原因はこの『硬直性』にあるのではないでしょうか。両者とも過去の日本サッカー界にとって大きな功労者であり、一部の人たちに対してはカリスマ性を持っている。一歩間違えば裸の王様になりかねない要素をたくさん持っている点、そしてなりかかっているかもしれない現在。
今の代表監督が偉大なるネームバリューを過去に持つジーコさんではなくて、欧州か南米の無名な監督だったら、この2年半で政権は維持できているのでしょうか。有名じゃない人物が監督だったら、この2年半の強化の進捗状況が同じ内容で、このまま何の手を打たずに最終予選に突入していたのでしょうか。
よくジーコ派とかトルシエ派とかいう言葉を耳にしますが、私はできるだけ偏見を持たないように、監督を評価するときに個人を評価するのではなくて能力と結果を評価しなければいけないと考えています。そのときに、もし現在の代表監督が過去の偉大なる功労がなかったとしても協会会長は絶大なる信頼で支持できるのでしょうか。


ジーコを信じているから」という言葉を会長の口から聞くことが多いですが、義理人情で判断して欲しくない。義理人情で突き進んで痛い目にあうのは加茂監督の時だけで充分です。当時の長沼会長は「加茂で行けなかったら、私が責任を取る」と言っていましたが、辞めて責任を取れば済む問題ではありません。ワールドカップ出場にむけての確率を最大限高める努力をすることが会長の責任だと思うし、そのような雰囲気が感じられない、硬直したように感じられてしまう今の代表チームに接する日本サッカー協会=会長が非常に不安です。