東京サポーター、ダービーに敗れ落書き ニッカン

helguera2005-02-21

うーん、うまく考えがまとまらないのですが、この件で大騒ぎしてはいけないような気がしています。確かに実行した5人には厳しい処分を課して欲しいです。でも、このような事件があったからといってFC東京のサポーターがみんなこんなことをするわけでもないし、ましてや他のクラブも含めサッカーのサポーターがこんな人ばかりではないわけですから。


極論かもしれませんが、高校生が刃物で事件を起こしたからといって、その高校の高校生すべてがそんなことをするわけではないでしょうし、高校生全体の問題でもない。ただ、悲しいけれど起こってしまったことなので、事件を起こしてしまった本人には厳しい処分と更正の道を、そして残されたものは、その中から何を教訓として受け止め、2度と同じような出来事が起きないように社会全体がどう対応し、改革するのかだと思います。


今回の件でいえば、FC東京というクラブが実行者にどのように対応するのか、そして他の大多数の健全なFC東京サポーターがこれらの実行者をどのように扱うのか。してはいけないことだと諭し、自チームを応援することと、対戦相手である他チームを貶めることは違うのだと、どのように理解させるのか。クラブとサポーターが協力してやっていいこととやってはいけないことを考え続け、語り続ける。それが大事なのではないかと思っています。

 東京・稲城東京Vクラブハウス正門に20日、スプレーによる落書きがあることが見つかった。支柱に青と赤で「東京」「×」、ベンチ上のVerdyの文字の上には×印が書かれていた。前日の19日には同クラブのグラウンドで東京V対東京のクラブユース新人戦決勝が行われ、0−0からのPK戦5−3で東京Vが優勝。ダービー戦に惜敗した東京のサポーターが、暴走したものとみられる。

 20日に東京Vが東京に連絡し、東京都クラブユース連盟からも各クラブあてに事件のあらましと注意勧告が送られた。東京はさっそく大学生2人、高校生3人の「犯人」を特定。矢野育成部長が同クラブハウスを訪れて謝罪し、午後に現地で試合があったジュニアユースのコーチら5人が2時間かけて落書きを消した。コーチたちは「正門に書くということは他人の顔を汚すことと同じ。応援はうれしいが、最低限のマナーは守ってほしい」と話した。


ヴェルディサポの皆様、ヴェルディが勝ったからこそこのようなことをやられたのですから、泰然自若として受け止めましょう。当たり前ですが、こんなことをするのはFC東京サポの極々一部なわけですから、こんなくだらないことで因縁を作らずに、数々の名勝負で因縁を作り、ダービーに熱く燃えましょう。
まずは昨年のナビスコ準決勝の借りを返さないとね。