バーレーン戦前日 ジーコ監督会見

――イラン戦ではプレッシャーを感じていないと仰っていましたが、今回は絶対に勝たなければいけない試合で、どれぐらい、どのようなプレッシャーを感じていますか


 正直に言って、まったくプレッシャーを感じていない。日々、自分は最大限の仕事をしていると思っているし、全力を出し切っている。就任した時からだが、予選であれフレンドリーマッチであれ、自分の全力を尽くすということ。果たして全身全霊を込められたか一日、一日確認する意味でやっている。偽りのない日々を過ごしている。
 ただ、これはあくまで私が感じていることであって、私は雇われの身。協会の方には、日本のために最適な人物を選ぶ権利がある。自分はまったく気にしていない。雇われている限りは、全力で期待に応えたい気持ちで毎日過ごしている。契約書にサインしたときから、より重要な任務を負っていることは理解している。ただ2年半やらせていただいて、ここまでチームが来ていることは大きな自信になっている。これからも変わらない気持ちで、正直に仕事をしていきたい。