ジーコ監督と川淵Cが緊急会談 報知

負ければ解任決定だったし、引き分けたときにどうするかという難しい判断はあったにしろ、チームの成熟度を考えればすでに限界は見えてますよね。

 「負けてから話し合いをすると『うるせー』となる。いろいろ話すには勝った後がいいチャンス」と川淵キャプテン。ドイツW杯切符を確実に手中にするためには、すべての疑問点、対策をクリアにする必要がある。この日静養したジーコ監督は、今週末のJリーグを視察する。週明けの7日にも川淵―ジーコ会談が実現しそうだ。

勝ったとはいえ、チームをまとめられていないようですしね。
小笠原「いきなり来た人が出るのは残念」 ニッカン

遠征中、起用をめぐってジーコ監督と個人的に話し合い「今回は我慢してくれ」と言われたという。さらに、イラン戦の4−4−2の布陣に違和感を持った選手が多かったことも触れ「やりやすい選手を入れればいいと思う。長い間我慢して、いきなり来た人が出るのは残念。前の状況に戻った」と悔しさをあらわにした。

選手起用やフォーメーションに正解などなくて、どうやるかは監督の自由であると思います。ただ、それできちんと内容を伴なった結果を出すか、報われない選手に対して納得させてチームの方を向かせることも監督の大きな仕事でしょう。使われる選手と使われない選手がいることは当たり前なのですが、その中でチームをまとめられているかどうかが監督の力でしょうに。


田中誠選手がいたら3バックにした』と言われた時に、他のDFの心中を考えると察するに余りあります。上にも書いたように監督ですから自分の好きなように決めて構わないし、自分の好きなことを言っても構いません。しかし、その結果は自分で背負わないといけないでしょう。自分が選手時代に怪我以外で外される可能性のない選手だっただけに、控えに回る選手の気持ちやチーム全体のモチベーションまで見ることができるのかどうかは大きな疑問があります。