西部さん、鋭い突っ込み

週末はいろいろあってヴェルディ戦しか見ていないのですが、この両者のコメントは凄い。
山本昌邦監督(磐田)記者会見コメント J's GOAL

追いつけなくて残念です。今日は立ち上がりのまずさを除けば、頑張ってくれた。過密日程の中で、よくやってくれたと思う。失点した後の60分間は新しい方向性を出せたと思う。ケガ人が多い中で、これからどうするのかという状況で、若い選手が自信を付けはじめてきている。私自身は手応えを感じたというか、方向性は間違えていないと感じた。
 みなさんは磐田の再建という言葉を使われますが、新しいことをやろうとしている状況です。世界に出ても勝てるようなチーム作りを目指しています。


クラシコですから スポナビ 西部謙司さん

磐田を見るのは今季初めてだったのではっきりしたことは言えないが、ひとことで表現するなら「工事中」という感じ。それも壊している最中。前線からのプレスで高い位置でボールを奪えていたし、早めに裏を使う意図も伺えた。だが、「手応えはある」という山本監督ほど手応えは感じなかった。誰が中心なのか分からないのだ。世代交代は柱がないと失敗しやすいと思うのだが、誰が柱なのかはっきりしない。西紀寛あたりが軸なのだろうが、そうとも見えなかった。方向性や世界の潮流なんかでチームはできない。方法論は持ち駒をどう生かすかが先決であって、人が生きていなければ理屈の一人歩きになる。新世代の旗手は誰なのか、この試合を見る限りでは正直よく分からなかった。

『方向性や世界の潮流なんかでチームはできない。』なんて、それを言ったらお終いですよ。
『方法論は持ち駒をどう生かすかが先決であって、人が生きていなければ理屈の一人歩き』ですか、うわっ、きつい。