尼崎脱線事故関連

事故から1週間が経過して、ようやく実際に起きたことの内容や背景、そしてこれだけの大事故がさらに大きくならなかった適切な判断に対する報道が出てきました。
1両目にいた久田記者 事故前後を再現 毎日新聞
過酷な労務管理の実態語る 運転士の同僚 毎日新聞
対向特急あわやの緊急停止、偶然の発光機作動 読売新聞


万が一対向の特急の運転手が踏み切りの異常に気がついていなければ、機転をきかせて通報していなければ、反対側の対向列車や後続列車が事故現場に突っ込んでいたらさらにどれほどの大惨事になってしまったことでしょう。
確かに事故車両の運転手のミスにより起きた事故だとは思いますが、対向特急の運転手の判断により助かった乗客もいるわけですから、運転手やJR職員の個人を責めるのは違和感があります。
会社としての体質には問題が大有りだけど。