熱血ジーコ監督“青空ミーティング”で改善策伝授 サンスポ

スポーツ新聞の報道に何を求めるのかという問題はあるのですが、この記事を書いた記者は書いていて疑問に思わないのだろうか。

午前練習の前にピッチの一角に選手を集めると、輪の中央で身ぶり手ぶりを交えて13分間にわたって熱く指導。内容は0−1で敗れた22日のペルー戦での個々の場面を具体的に指し、改善策を提示した。これまでもこうした訓示を行うケースはあったが、精神的な話が大半。選手を一堂に集めての技術的指導はきわめて珍しい。

 また午前練習後にはDF宮本(G大阪)と1対1で16分間も話し込み、DF面の指導を敢行。ジーコ監督の動きが、本格化し始めた。

このチームが活動を開始して、すでに2年8ヶ月が経過しているわけですが、”技術的指導はきわめて珍しい”とか、”DF面の指導を敢行。ジーコ監督の動きが、本格化し始めた。”って、おかしくないですか。今まで何してたんだということにはならないのでしょうか。
先日の対戦相手のペルーのように監督が交代してからまだ1ヶ月も経過していなくて、チームができあがっていない状況なら話は分かります。でも、先日の試合でペルーと日本の組織の成熟度の差って何か感じましたか。私には何も感じられませんでした。日本のボールまわしや攻撃の連携は直感的に思いつきでやっているだけに見えたし、チーム戦術や約束事あるようには感じられず、結成から2年8ヶ月経過したチームとはとても思えませんでした。


そしてそれ以上に手付かずだったのが守備ということですよね。最終予選の最中に本格化するようなことなのでしょうか。