ペルー−UAEは引き分け=日本の連覇消える

あんな試合内容で優勝なんておこがましいので、この結果はこれでOKです。あとは割り切ってUAE戦を有効なテストマッチとして、大黒選手や稲本選手をスタメンから使うとか、ジーコ監督の嫌いなテストをきっちりやって欲しいものです。


実はすでに大事なワールドカップ予選であるバーレーン戦までは10日を切っており、かなり世間的にも盛り上がらないといけない時期なのですが私の周りではまったく盛り上がっていません。最終予選開幕のホームでの北朝鮮戦よりも、今回の4試合目のアウェイでのバーレーン戦の方がよりいっそう”絶対に負けられない戦い”であると思うのですがね。予選6試合のうちの4試合を終えた時点で順位が圏外の3位に転落する状況は避けたいですよね。サッカーは最後まで何が起きるかわかりませんから、ここで3位に転落しても絶望するわけではありませんが、でも引き分け以上の結果を残せた方が良いわけで、その意味ではマスコミの新聞やテレビなどが先日のペルー戦の内容を受けてもう少し厳しい論調になって、協会の緊張感を高めた方が良いのではないかと思います。


これは個人的な想いですが、日本代表の人気を高めるために起用したと思われるジーコ監督で、実際にはサッカーファンの代表離れが起こっている現状について、協会会長の率直な意見を聞いてみたいところでもあります。ただ、代表離れが起こっているその上にワールドカップ本大会の出場権まで逃してしまうという事態は避けたいので、選手の皆さんにはもうひと踏ん張りしてもらって、このアウェイ2連戦で本大会の切符を勝ち取ってもらいたいです。


昨日のエントリーでも書きましたが、現在のような内容の乏しい凡戦を日本代表の試合で見せられる事実は非常に寂しいのですが、サッカーの試合に凡戦があるからこそ素晴らしい試合に当たったときの感動も大きいわけで、現在の日本代表を辛抱強く見続けることが2006年後半以降の日本代表を見る感動につながると思っています。、その意味で現在の代表チームには内容は期待しませんが、結果だけは残して欲しいと願っています。
内容も結果も残らない4年間*1では、黄金時代の選手たちを多数抱えた日本代表としては寂しすぎるし、悔やんでも悔やみきれないですからね。

以下追記

ちょっと調べ物があって半年前の自分の文章を読んだのですが、
ジーコ体制で日本サッカーが失った大切なもの 2004年11月6日
今読んでも、ぞっとしますね。(自分の文章に反応するなって…)

*1:今現在の国内の選手層を考えたときに、結果が4年間でアジアカップ優勝だけでは…