ＷＹ オランダ - 日本

今頃録画を見ました。結果が分かっていて見ても素直に楽しかったです。
オランダは強くて早くて上手かったのですが、前半の立ち上がりに腰が引けてしまったのは残念ですね。７番のクインシー選手ですが、確かに前を向かれてしまったらどうしようもない感じがします。でも後半のようにまず前を向かせない守り方ができれば、それでも何回に一回かは突破されるのでしょうが前半ほどやられっ放しという感じもしなかったのにな。少なくともファールで止めてイエロー貰うかもしれないけれど相手に嫌なイメージを持たせるような守り方はして欲しかったです。
他の選手もそうですが、オランダの選手は日本の選手に比べて止まっている状態からトップスピードになる速さと力強さが違いますね。その辺はトレーニングで改善できるものなのでしょうか。試合の中での戦い方としては簡単に前を向かせない、相手がスピードに乗る前に潰す、しかないのでしょうけど。

もうひとつ守備陣で気になったのが、奪ったボールをあまりにもつなげませんね。これはＤＦのフィードが悪いのか、それとも前の選手が受けるための動きをしていないのかテレビでは分かりませんが、あれほどまでにボールがつなげないと、なかなか自分たちのリズムは作れないだろうと思ってしまいました。

攻撃陣については、途中出場のカレン選手は良かったですね。決定的なチャンスでシュートをふかしてしまいましたが、それを差し引いても使いたい選手ですね。森本選手は惜しいシュートが１本ありましたが、出場時間が短く何とも言えません。ただ、もう少し真ん中で前への突破力が活きるような形で使って欲しいです。
そして平山選手ですが、セットプレーから得点は取ったものの、あまりの覇気のなさが気になりました。走る時、ボールを追う時、近くで誰かがボールを競っている時、とにかくヌーっと立っているだけに思えてしまいます。積極性がないとは言いませんが、もう少し覇気を持って戦えないものかと思います。それだけが理由ではないかもしれませんが、すでにＪで戦っている他の選手に比べるとどうしても物足りなさを感じてしまいました。

次のペナンに敗れてしまうと次のステージへの進出が相当厳しくなってしまうと思うので、オランダ戦の後半のような闘志を試合開始から前面に押し出して、悔いのない戦いをして欲しいです。