WY オーストラリア戦選手コメント

スポナビオーストラリア戦後 選手コメントですが、かなり意味深な言葉が多いですね。局部的に切り取って引用しますので、全文はリンク先でご確認を。

前田俊介サンフレッチェ広島
途中出場で)入る前の指示は仕掛けていくようにしろ、攻守をしろと言われた。(得点について)シュートのシーンは梶山君が打つと思ったけど、自分に来た。
同点だったんで、もう1点を狙いに行こうと思ったけど、ベンチからキープしろという声が聞こえた。


梶山陽平(FC東京)
(アシストの場面について)シュートを打とうと思ったけど、難しいボールだったんで、1回止めてスペースへ出そうと思って裏へ出したらちょうど前田がいた。前田の動きまでは見えなかった。


西川周作大分トリニータ
ほっとしている。今日は誕生日なんで。


水野晃樹ジェフユナイテッド市原・千葉
(やっと気持ちを出せた?)今になってからじゃ遅い。最初から声を出せていたら、オランダ戦も負けていなかっただろうし、次も勝てていた。コミュニケーションがもっと必要。やっているのは選手だし、監督の指示とは別に自分たちでやっていかないと。声を出す人がはっきりしないから、こういう状況になってしまう。


増嶋竜也(FC東京)
昨日も話し合って、サポートの動きを増やそうと言っていた。前の2試合に比べればかなりボランチの位置から回せた。


平山相太(筑波大)
前半は0−0で行こうといっていた。


兵藤慎剛(早稲田大)
得点できないのは、相手のボール回しがうまくて、守備が引いてしまうこと。そうすると最終ラインと中盤の間が離れてしまい、トップにボールを当てても中盤の押し上げが遅くて戻されてしまう。もっと高い位置でやらないといけない。最終ラインも下がらざるを得ない状況もあるけど、もっとコンパクトにやれればいい。


カレン・ロバートジュビロ磐田
コンパクトの意識もいつもよりはよかった。この2日間、話し合いをして成果が出た。

うーん、このチームも話し合いのチームですか。いや、話し合いはいいことだし、どんどんやって欲しいのです。でも監督がいて、スタメンや選手交代を監督が決める以上、チームとしての戦い方というかコンセプトは同一の方向を向いていないといけないと思うのです。
果たして大熊監督はコンパクトを志向しているのか。つなぐサッカーを志向しているのか。放送から聞こえてくる監督の選手に対する指示を聞いていると、一番消極的なのは監督なのではないかと思ってしまったりします。
次からは引き分けオッケーの試合ではなくなりますから、監督の方針転換に期待したいです。


おまけのオーストラリア戦後 大熊監督会見

平山は立ち上がりのシュートなんかを見ても、外国の選手ならもうひとつ何か入れるのに、そのまま打ってしまう。それが世界との差だ。平山を外す? 誰か代わりがいればね。高さへの信頼はあるし、0−1で負けてて、あそこまで頭で勝てるやつはいない。それなりの存在感もあるし。ただ兵藤を含め、大学の選手たちは途中からがくっと落ちる。モロッコに関してはビデオを見ていない。梶山をゆとりあるポジションに置いて、核にしたい。
 前田はもっと早く入れるつもりだった。家長が疲れていたから。あいつは何か持っている。外国人にも通じるものがある。