ドイツ - ブラジル

前半10分過ぎから、見ました。昨夜はかなりお酒を飲んでいて後半はかなりウトウトモードだったので、感想は簡単に。
感じることは、とにかくすべてが速い。パススピードも速いし、攻守の切り替えも早い。とくに若返りを図ったドイツ代表は世界王者ブラジル代表をボールポゼッションでも上回り、さらに縦に襲い掛かるスピードも早く、赤いユニフォームと相まって『これが本当にドイツ代表?』と思うくらいに2002年版のドイツとはイメージが違うように思いました。


得点シーンもアドリアーノのFKは壁に当たったとはいえ、それでもあの速さのスピードで飛んできたら、そりゃレーマンも反応できませんよね。一方のドイツが同点に追いつくのも早かった。わずか1分後でしたね。コーナーキックからのヘディングシュートは下がりながらのものでしたが、サイドネットにもっていけるというのは凄いです。
そして問題のPK2連発ですが、それがPKに値するファールだったかはともかくとして、ロナウジィーニョのシュートも、バラックのシュートも、キーパーがコースを読んで反応しているのですが、それでも絶対に取れないというコースとスピードの速さでした。審判がバランスをとったかのような短時間での両チームのペナルティキックでしたが、見ごたえがあって何だか良いものを見せてもらった感じがします。


後半はかなり記憶が飛び飛びなのですが、それでもアドリアーノの決勝点の場面は見ていました。相手のDFを引き連れたまま、一瞬のタイミングを逃さず素早くシュートを放つ。日本戦であのようなプレーをされていたら何点取られたのだろうと思うとゾッとしますね。
コンフェデの準決勝という試合でしたが、ワールドカップの決勝ほど慎重な戦いに縛られることなく、両チームの攻撃意欲の高い見ていて面白いゲームでした。残念ながら日本はトーナメントに進めませんでしたが、このレベルの試合をもう2試合するチャンスを失ってしまったことは残念です。