6月30日はWC決勝記念日

3年前の今日なのですね、横浜で決勝をやったのは。ワールドカップ決勝をスタジアムで見ることなんて、もう人生で最初で最後の経験になるのかな?なるだろうな。日本代表の試合をスタジアムで見る時の緊張感とは違ったワクワクドキドキ感は忘れられません。試合が終わったあとのゴールポストにもたれかかって立ち上がれないカーン、声を掛けに行くカフー、そのカフーがジュールリメ杯を受け取って高々と掲げるシーン、そして吹き出される紙ふぶき。それを見ながら、『死ぬまでに1回、日本代表がこのカップを掲げるシーンを見たい』と強く思ったのを思い出しました。


この文章を見てすぐに気がついた方、相当のエルゲラマニアですね。最近文章の盗用が流行しているようなので、書き出しを1年前の自分の文章から盗用してみました。ああ、これは流用か。


でも気持ちは変わりませんね。やはりワールドカップの決勝で日本代表のキャプテンがジュールリメ杯を受け取って高々と掲げるシーンを見たいです。高々と掲げるタイミングにあわせてガッツポーズをしたら、どんなに気持ちがいいのだろう。
日本がワールドカップに簡単に優勝できるなんて思っていないし、それほどサッカーは甘くないとは思います。でも、せっかく代表チームを作ってワールドカップに出場するのなら、可能性は36ヶ国に等しくあるわけです。だったら、なぜ優勝を目的に代表チームの強化を逆算しないのだろう、そう思います。初めから無理だとあきらめていませんか、会長。確かに有力国に比べれば可能性はかなり低いし、今のまま何の強化も対策も施さなければ最悪は3戦全敗、良くてグループリーグ突破のベスト16というところでしょうか。


次のドイツ大会では開催国の特権はありませんから、第1ポッドの強豪国が1つと、ほぼ日本と同格若しくはやや格上の国が2つでグループを組むことになります。でも、今回のコンフェデの戦いを見ると、さしたるチーム戦術も少なく、選手の自主判断でのプレーであそこまでいけるのですよ。ここで監督としてワールドカップを制した経験のある人などを連れてこられたら、随分希望が湧くと思いませんか。
グループリーグの突破は前回より簡単なことではなく難しいことであることは理解しています。それでもなお、出場するからには優勝を狙えるチーム作りを目指して欲しい。スタメンの11人と交代枠の3人とバックアップの9人。23人枠すべてを今よりも強化して、できれば監督も強化して、優勝を目指して戦って欲しい。


良くやった、惜しかった、はもういらない。ジュールリメ杯が欲しい。