おいしいミカン

籠の中にミカンが10個あったときに、どのミカンから食べますか。一番上にあるミカン? ツヤがあるミカン?
私は一番美味しそうなミカンから食べるようにしています。10個の中で一番美味しそうなミカンを食べた後は、残りの9個の中で一番美味しそうなミカン。次は8個の中で一番美味しそうなミカン。次は7個の…、というように常に一番美味しそうなミカンから食べれば、最後まで”美味しそうな”ミカンを食べられますよね。
でもこれを一番美味しくなさそうなミカンから食べると、10個の中で美味しくなさそうなミカン、9個の中で…、と常に美味しくなさそうなミカンを食べることになります。


まあ、どんな考え方で食べたって、結果は同じ10個のミカンを食べるわけですが、美味しいそうなものから食べた方が、気持ちが美味しく食べられそうな気がしませんか。同じことは水が半分入ったコップにも言えますよね。まだ半分あると思うのか、もう半分しかないと思うのか。現実としては半分水の入ったコップという現実は変わらないのですが、考え方によって見え方が違ってきたりします。


常にそう考えて生きているわけではありませんが、ちょっと悩んだ時などはできるだけこんな考え方で生きたいな、とか思ってしまいます。何かの物事をやるかやらないかで悩んだ時は、やらないで後悔するよりはやってから後悔したほうが納得できるような気がするし、行くか行かないかで悩んだ時は、とりあえず行ってみたら楽しいことがあるかもしれないし。
そんなことを考えているから、イランもバーレーンも現地に行っちゃうことになるのですけどね。


でもね、録画した試合とか番組とかを見るのがどうしても後回しになっちゃうのですよね。録画して手元にあるのだからいつでも好きなときに見られるという安心感もあるし、録画した番組を見ているうちにリアルタイムで面白い番組や何かがあるかもしれないし。そうしているうちに録画したものがたまって、身動きができなくなる(笑)。