竜の柩

自分のBlogに本というカテゴリーがあったことすら忘れているくらい久しぶりですが、ここ最近読んでいる本です。

竜の柩 (ノン・ノベル)

竜の柩 (ノン・ノベル)

といっても、買ったのはもう10数年前で、突然もう一度読みたくなって本棚から引っ張り出しました。東京で生まれたのですが幼少の頃に埼玉に引越しをしたのです。埼玉県の中でも国道4号線に近い場所に住んでいたこともあり、東北への親しみとか憧れは子供の頃からありました。その意味で東北の文化に対する興味というのは、たぶん他の子供よりは強かったのではないかと思います。まあ、本格的に勉強するほどには強くなかったわけですが、東北以外でも邪馬台国の話とか、古代日本の姿はどんな風だったのだろうという興味は強く、そんな本が本屋にあったりするとタイトル買いなどをしたものでした。地図を見ては「将来ここにも行って見たい」という空想をしていたものです。


自分で免許を取るような年頃になると、今度は実際に国道4号や東北自動車道を使って、大湯ストーンサークルとか、亀ヶ岡遺跡なども実際に現地へ行って見たりしたものです。まあ、行ったところで何が分かるわけでもないのですが、自分がそこに立って、まわりを見てみることが、何だか昔読んだ本の舞台に立っているような感じがして、不思議でした。
もともとの本好きと歴史好きと旅好きの趣味がうまくバランスが取れるのが、歴史ある遺跡を訪ねる旅でありました。


今の生活の中ではまとまった時間を取ることは難しいのですが、もし近い将来時間が許すのならこの本に書いてある旅を再現してみたいとも思っています。

男たちは北へ (ハヤカワ文庫JA)

男たちは北へ (ハヤカワ文庫JA)

体力つけなきゃ。