昨夜のプレミアリーグ

WBA - バーミンガム
ヴェルディの試合が終わってから見てました。稲本選手がベンチ入りしていないことは知っていたので、他の番組を見ながらの”ながら見”だったのですが、後半に背番号なしでプレーしている選手がいたのには驚きました。事情は分かりませんでしたが、それでもプレーを許すところがいいですね。大事なのはお客さんに良いサッカーを見せることで、規則に縛られてその本質を忘れてしまいそうな日本のサッカーとの違いを考えさせられました。日本だったら、きっと出場させないですよね。


ウェストハム - ボルトン
中田選手のベンチ入りということで楽しみに見ていましたが出場はありませんでした。試合は終始ホームのウェストハムが押していましたが、セットプレーのチャンスを逃さないボルトンの先制点と、オコチャとカンポというベテラン2人だけの見事なカウンターでボルトンが勝ち点を獲得しました。


こちらはWBAの試合よりは真剣に見たのですが、荒れそうな試合を主審がイエローカードを有効に使いながらうまく試合をコントロールしていましたね。Jリーグのあまりにもアレな主審を見た直後だっただけにどうしても主審を注目して見てしまったのですが、際どいプレーで選手が熱くなった時にはうまく間を取って冷静にさせ、抗議の意味で倒れこんで起き上がらない両チームの選手2人の間に自らしゃがみこんで肩に手をかけながら話しかける。プレミアの主審だって問題はあるのでしょうが、少なくとも「試合をコントロールしよう」とか、「観客に良いゲームを見せよう」という気持ちは伝わってくるレフリングでした。主審に余裕があるのですよね、日本の主審は見ていていっぱいいっぱいなのが分かるだけにつらい。日本の主審の問題は技術とかではなくて、”人間力”が足りないのではないかと思ってしまいます。