ジーコが語る アジア最終予選  その5

アウェイ 北朝鮮戦について
バーレーンからの移動の飛行機の中では)北朝鮮に負けたとしても、イランがバーレーンに勝てば日本の出場は決った。でも、世界で一番早く出場権を手にしたかった。時差や日程を考えると日本より先に出場を決定できるのはアルゼンチンだけだったが、エクアドルに負けたのでその時点で一番乗りを考えたし選手にも伝えた。イエローカードを貰った選手もいたが、代わりに入った選手が責任を果たさねばならなかった。選手たちは本当に良く戦ってくれた。この試合で決める自信はあったし、北朝鮮にほとんどチャンスは与えなかった。点を取れれば良かったが、取れなくても相手に与えなければOKだった。北朝鮮にチャンスを与えなければ良かったので、選手たちはその通り責任を果たしてくれた。代表選手一人一人にとっても大切な経験をしたと思う。

試合ダイジェスト。ヤナギサーワ、!! !!! 大黒〜!!!


(5戦目で決めたのはプラン通りだったか)目標は果たせたと思う。監督になった時から、ワールドカップ出場を固く決意していた。今はホッとしている。日本代表はとてもいい選手がいるチームです。今後も優秀な選手が出てくるでしょう。来年のワールドカップは日本にとって最高の大会になるでしょう。今日本は世界から注目されている。予選で質の高い試合をしてきたし手ごわい相手と見られている。日本と戦うチームは緊張してピッチに入ってくる。だから日本はもっともっと力をつけなくてはいけない。ワールドカップで活躍するつもりなら、さらに頑張らなければいけない。選手たちは予選を実感したと思う。このままの状態を持続し、ワールドカップで良い結果を出すことが(これからの)一番の目標です。



(この時点ではまだだった)イラン戦でも日本はもてる力を発揮できると思う。グループ1位になることは、一番は最高だから。

イラン戦VTR。加地、初ゴール! 大黒!! ダエイ!!!

一次予選6勝、最終予選5勝1敗。あきらめない力が原動力。