シャルケ04 - ミラン

アーセナルアヤックスに対する80秒での先制点も早かったけれど、この試合のミランの60秒にも満たない時間(21秒?)での先制点も早すぎます。でもその60秒後には同点に追いつくシャルケも凄いけど。


試合はお互いの強い意志が中盤のプレッシャーとなってあらわれます。シャルケの2番ポウルセンミランの22番カカの削りあいは激しかったです。基本的にはカカ選手が持った時にボールセン選手がプレッシャーをかけるのですが、時々ボウルセン選手がボールを持ったらここぞとばかりカカ選手が削りにきます。この2人を見ているだけでも充分面白かった。
カカ「ポウルセンは挑発していた」

「今日は楽しい試合だった。でも、彼はボールを扱いたくはないようだ。ただ挑発したがっているだけだ。それでも、彼のような選手が相手でもプレーできるようにならなければいけない。試合内容? チームは良くなっていると感じた。大事な引き分けだ」 


後はシャルケのクラニ選手は好きだな。あの顎鬚(あごひげ)のセンスはどうかと思うけれど、ミランシェフチェンコ選手がドリブルしているところに、前線から全力で駆け戻ってきて、スライディングタックルでボールを奪う。どこかのディフェンシブFWを思い出しました。


それにしてもミランの2点目になったオーバーラップしたマルディーニ選手からの右足高速クロスは凄かったです。それにピンポイントで合わせるシェフチェンコのヘディングも凄かったけど。
対するシャルケの2点目も途中交代で入ったアルティントップ選手のスーパーミドルシュートも凄かった。何だか感想が”凄かった”ばかりですが、どちらが勝っても負けても感情には影響のない試合を”凄ぇ〜”と感心しながら見るのも気楽でいいですね。