ウクライナ - 日本

決意のヨーロッパ遠征。だから決意の意味と内容を誰か教えてください。
ちなみに今日のラテ欄は、『初戦まさかのドローで課題噴出…欧州MVP率いる強豪国とW杯へ決意の死闘』です。戦う前から死闘と表現する神経が凄いです。


三都主選手の守備は相変わらず軽いですね。簡単にボールを失って、相手選手と入れ替わってしまう。ドリブルであっさり抜き去られる。このレベルの対戦相手だとよりいっそう三都主選手の守備の粗が目立ってしまいます。
稲本選手の縦への速くて鋭いボールがいい感じです。日本の攻撃の形が作れない中で、稲本選手からのパスが一番可能性を感じさせます。それにしても、日本のFWはシュートを撃たないな。角度がない位置からでも、クロスや戻すボールばかりではなく、強引にシュートを狙っていいと思うのですけどね。


ウクライナは上手いな。パスは速くて強いし、サイドチェンジは鋭いし、ボールのコントロールが上手い。トラップではなく、ファーストタッチで自分のプレーしやすい場所に置いてしまいます。雨でかなり滑りやすいはずなのに、いとも簡単にコントロールしている。トラップがずれるか決るかで、その後の展開が大きく変わってしまいますものね。
ウクライナの守備が厳しいことと、今日の主審がボディコンタクトでは簡単に笛を吹かないことが重なって、序盤の日本には攻撃の糸口さえありませんでした。
30分を過ぎたあたりからウクライナのプレッシャーも薄くなって、日本にもいい形ができるようになりましたが、シュートが撃てないです。


それにしても角澤アナ、実況がまともになってませんか。日本でのブーイングにテレビ局が気がついたのか、それともラトビア戦が角澤アナの最高のトレーニングマッチになったのか。まさか、こことか読んでるわけじゃないよね。それとも耳が慣れてしまったのか。


後半開始から高原選手がアウトで鈴木選手の投入ですね、前線にボールが収まるポイントが作りたい、ファールも貰いたいという意図でしょうか。
三都主選手、相手のパスをインターセプトして攻め上がっていくところはいいんですが、その攻めをあっさりカットされて空いた裏を狙われる、何ともジレンマですね。本大会で真剣勝負で戦う相手国は、絶対三都主選手を研究して裏を狙ってきますよね。三都主選手が有効に使えるのはもう少し前だと思うのですが。


あちゃー、一発レッドですか。でも、リプレイを見れば中田浩二選手の退場は妥当に思えます。雨で想像以上に滑ってしまったのかもしれませんが、明らかに斜め後方から足だけにスライディングが入ってます。
中田浩二選手の退場を受けて、柳沢選手アウトで箕輪選手を投入して3−5−1でしょうか。それとも押し込まれて5−3−1かな。でも、初キャップがいきなり厳しい場面です。三都主選手がアウトで村井選手の投入、中村選手がアウトで松井選手の投入です。三都主選手を見切るとは珍しいですね。でも、一人少ない中での三都主選手の守備力は怖いです。左サイドに村井選手が入ってから、右サイドの駒野選手の攻撃参加が増えたのは偶然でしょうか。それとも、行き過ぎる左サイドとのバランスを右サイドが自重して取っていたものが、左右のバランスが良くなったのでしょうか。


中田浩二選手の退場で、テレビ朝日ラテ欄通りの死闘になってきましたね。後半30分過ぎのウクライナの波状攻撃に対し、3人4人と体を投げ出していく姿は、『これで負けたらしょうがない』と見るものを納得させる力があると思います。村井選手のエリア周辺での怖い横パスもありましたが、気持ちで守っているように見えます。
攻撃の手段はすでにカウンターしか思いつかないけれど、どこかで必殺の一刺しを見舞ってやれ。


うーん、あのプレーがPKか。確かに手は掛かっているけれど、相手の選手は競る気もないぞ。この主審はヘディングの競り合いで上にのしかかる方にファールを取る傾向は前半からあったけど、あれがPKは厳しい。試合後のジーコ監督のインタビューが怖い。大久保選手も投入したけれど、何をする時間もありませんでした。
0−1の敗戦、負けは悔しいけれど、後半の早い時間に退場者が出て、試合終了間際の微妙なPK。昨年のハンガリー戦の終了間際を思い出しました。


試合終了後に恐れていたジーコ監督のインタビューはありませんでした。センターサークル付近で審判団に文句を言っているように話していたのがジーコ監督でしたよね。代わりに中田選手がインタビューされていましたが、インタビュアーの声は同じでした。どうなるかと心配しましたが、明らかに質問の仕方が変わっている。あれはヒデメールを読んでますね、だって、”一番の…”と質問を限定してました。心なしか、マイクを持つ手が震えていたように見えたのは気のせいでしょうか。ラトビア戦のいきさつは置くとして、今日のインタビューは良かったです。最後にやっちゃいましたが…。試合も最後にやっちゃった試合になっちゃいましたけれど。