3でも4でも…

記事の練習スタメンはこんな感じですね。
サッカー日本代表が練習試合で快勝 スポナビ

    高原 柳沢
      中村
三都主        駒野
    中田 稲本
 中澤  宮本  田中
      川口

欧州2試合は4バック、国内での試合は3バック。3でも4でも人数はどうでもいいのですが、どこに相手の攻撃を追い込んで、どこでボールを奪い、どうやってマイボールを前線に運び、どのようにフィニッシュするのか。そのようなチームのコンセプトがしっかりしているのなら、メンバーだとかバックの数はどうでもいいのです。召集できる選手の条件、例えば怪我で離脱する選手もいるでしょうし、対戦相手との力関係やその試合の重要度等、様々な要因によってフォーメーションを変えることや選手を代えることは問題ない。ただ、現在のチームは選手が代わるとコンセプトすら変わってしまいかねない不安があります。


もちろん様々な要因で出場する選手が代われば、個性が変わるわけでチームの戦術も選手の顔ぶれによって微修正されることはあるでしょう。ポストプレーが得意なFWの時とサイドに流れるプレーが得意なFWの時では、ボールの運び方は違ってくるでしょうし、中盤に小野選手が入るだけで変わることもあるでしょう。でも、相手ボールの奪い方や追い込み方は、試合毎に変わるものではなく、共通理解の中で連携して連動して動くものだとも思うのです。選手コメントではありませんが、そのような整備は行われず最後まで手探りが続くのでしょうか。